今衛生士のパート主婦です。入って１ヶ月です。 衛生士になって３年ですが、実質結婚前に１年少ししか臨床経験がないです…

Question

今衛生士のパート主婦です。入って１ヶ月です。

衛生士になって３年ですが、実質結婚前に１年少ししか臨床経験がないです。
衛生士になる前に助手もしていてこの業界にはいましたが、結婚前にいた医院では衛生士業務にかなり線引きがきちんとしている所だったので寒天の本印象は院長がとっていました。
そのほかも全く違法行為は無く私は衛生士業務の予防処置と補助、雑務のみで仕事をしていました。

仮封ですら院長がしていたので、ぶっちゃけ仮封すら出来ませんでした。
そんな状況で今の歯科医院に務めましたが、今になって本当にスケーリングとブラッシングと補助しか出来ない
衛生士になっていることが分かりました。。。

ここの医院は助手も歯式、P検、デンタル、オルソ、本印象、対合取り、仮封はやります。
この中で私が出来るのはP検と対合です。

その他は全く手を付けたことのない業務なのでここで初めて指示されて不慣れな中しています。
でも一番長い助手さんはこの上記のことはかなり早く手際よくやりこなし、少しキツイ人なので苦手です。
昨日から初めて本印象を３回取りましたが、２回失敗で結局この助手さんが取っていました。。。。

今は出来なくていいのかもしれませんが、とても焦りが出ます。。
助手より仕事出来ていない衛生士はマズイと思います。
一日も早く本印象を成功させたいですがどうしても寒天を挿入するとき早くできなくて気泡が入ったり硬化したりしています。
早くと思っても手が動いてくれません。。

正直凹みます。まだ周りともうまく溶け込めないし仕事は中途半端で出来ていないし、衛生士なのにできていない、と
自分で思ってしまいます。
そもそも本印象は衛生士業務として行うことなのでしょうか…。。
もうそういう事もよく分かりません。

でもここに居るから頑張って本印象取りたいです。
同じようにお悩みの方いませんか？
アドバイスなど何でもいいのでお願いします!

Answer 1

１０年目の歯科衛生士です。

お気持ちよーーーくわかります！
どうしてかというと、私も似たような医院で勤務していたからです。
トピ主さんとは逆なんですが、私が１０年勤務していたところは
なんでもさせる医院でした。歯周病治療に対してあんまり力を入れて
いない医院でしたので新卒で入社してから退社するまでに
ハンドスケーラーを握ったのは1回か2回くらい。あとは全部超音波
スケーラーでの除石。それ以外はX-ｒay系も印象（連合印象から
デンチャーの印象）も仮封やレジン充填、補綴物の調整から合着、
義歯のバイトや試適・・などなど。あげるときりないくらい。
衛生士としてやれる範囲にのことは全て、それ以外にできるならぜひ
やって！という方針の先生でしたから(違法もありますが）
でも予防処置はぜーんぜんできない衛生士ですから他院でPに力を
いれてる医院や担当制の医院では私もきっとトピ主さんと同じ状態
になります（衛生士の中で）

実際は、なーんでもやらす歯科医師が悪いんですけど、そうもいかない
のが現実。助手や衛生士を指導しできた立場で言うと、「慣れ」です。
この一言に尽きます。私も新人時代に先輩に仕事ができないことを
相談すると「慣れ」と言われました。今になってこの言葉に意味が
よく分かります。こなせるまでは確かにつらいし、助手のほうができる
なんて衛生士としてのプライドがありますしね。
でも数をこなせば必ずできるときがきます。「あれ？」って思うくらい
上手くできる時期が急に訪れます。でもこれは努力してる人にしか
訪れませんし、そこまでできない人は結局辞めてしまう。
今は忍耐が必要な時期だと思います。トピ主さんも慣れようとがんばって
らっしゃるんですし、自分をあまり追い込まないで下さいね。

寒天印象は私が指導するときは、まずよく乾燥させること。
乾燥が甘いと気泡になりやすく、特にスライスカットした部分が気泡
になりやすいですので、よくエアーで乾燥させること。
それから寒天を流しますが、ほどよい速さで流す。丁寧に流しすぎると
硬化してしまうので、一気に流します。近心から流すと遠心側の形態
がわかりずらいので直視できる部位以外のところは遠心から流す
ように指示してます。特に上顎は遠心へと流れていくので、視野が狭く
なりがちなので遠心から流すように話しています。
量はたくさん流さなくてもある程度の量を流せば、その上から圧接する
印象材でその下の寒天が広がるので、多少量が少なくてもカバー
できます。指導者にもよりますが、私はこの方法でおこなうように指導
しています。あとは忙しくて練習する暇がなければ休み時間に練習、
不必要な模型を借りて仮封の練習をさせてました（自主練ですが）
もちろん材料は自費です。余計な出費を嫌がる先生だったので私は
自費で助手に材料をあげたり、TEK練習のためのユニファストも買って
ました。
参考にしてみてください。

一番長く勤務すると上になりますし、仕事もこなせるようになるので、
その分、助手だろうが衛生士だろうが指導する責任もあるので口調が
多少キツくなるときもあります。
同じ医療者として同等でありたいものですが、現実はそうはいかず、
やはり歯科医者＞歯科衛生士・歯科技工士＞歯科助手・受付
というような序列になります。
この点も助手さんもわきまえなきゃいけませんね。資格がある分
衛生士のほうが立場は上ですが、でも有資格者だろうが、無資格者
だろうが先に入社したほうが先輩にあたるので、仕方ないですね（－－；

働く限り悩みは尽きませんが、深く考えずに頑張ってください！
同じ衛生士として応援しています。

Answer 2

こんばんは。

本印象は、厳密に言うと衛生士の業務範囲外です。
ですが、本印象を助手や衛生士にとらせてる医院は多いですね。

今の季節は、アルジネートの硬化が早いので、
キンキンに冷やした水でやってみて下さい。
ペットボトルに水を入れて冷蔵庫で冷やしておいて、印象をとる時はその水を使ったらいいですよ。
冷水で練ると硬化が遅くなるので、作業時間が少々稼げます。
印象をとる前は、よぉ～く乾燥させないと気泡が入ります。
私が昔勤めてた医院では“プレップ・ウェット”というのがあったんですが、
これを使うと気泡が入ったり寒天が切れたりすることはなかったです。
ただ、これは使ってる医院は少ないと思うので、参考までに。

FCKの印象の時は、まず歯頚部をぐるっと寒天を流して、それから螺旋状にコアの部分まで寒天を上げていきます。
Inの時は、まず隣接部から寒天を流し、順に渦洞に流していきます。
どちらも、隣接歯にも気持ち寒天を流していきましょう。

私も、独身の時は10年近く毎日本印象をとっていましたが、
今の医院に来た時は、対合すらまともにとれませんでした（笑）。
大丈夫、回数を重ねていけばちゃんと取れるようになりますよ。

お互い、復帰組衛生士頑張りましょうね。
また何かあれば、リクエストしてくださいね。