どうして日本企業は、社員は全員、管理職を目指さなければならない、と考えるのでしょうか？

Question

どうして日本企業は、社員は全員、管理職を目指さなければならない、と考えるのでしょうか？質問です。

1年前に中途採用で入社した会社ですが、先週、初めて人事評価の面接がありました。
その中で、君は将来、管理職にならなければならない、今の時点では管理職になるための実力が足りない、
管理職になるための人間性にも問題がある、
と言われ、大幅に評価をマイナスされました。
仕事では大きなミスをしたことはなく、トラブルを起こしたこともありません。
責任をもって、どの仕事も最後までやりとおして、結果を出してきたつもりです。

私は、別に管理職になりたい、と一言も言ったことはないし、自分にマネジメントができる素質や人間性がないことは
十分わかっているので、裏方や二番手のポジションでこれからも仕事をしていきたい、と考えています。
その点は、上司も管理職には向いていないと気付いているはずですが、管理職になることが絶対である、と
頑なに決めてかかっているので、こちらからは何も言えませんでした。

今の部署は１０人いて、管理職が４人、管理職候補が３人、私、あとは新卒2年目が１人、事務の女性社員が１人という
構成です。
他部署への異動はあまりないし、特に近い将来、退職する人がいるわけでもないようです。

ただでさえ管理職が多いのに、なぜこれ以上増やす必要があるのか、疑問でなりません。
命令系統が複雑で、責任の所在が不明確だし、何より人件費がかかる、後任の社員の育成ができない、
など、デメリットの方が多い感じがします。

実は、転職して３社目で、日本企業ばかりでしたが、どの会社も同じような傾向がありました。
日本企業は、なぜ管理職になることを前提としたがるのか？管理職以外の働き方をなかなか認めたがらないのか？

私は、社員の働き方や生き方、生活スタイルは、個人で様々なので、会社が将来を決めつける必要は全くないし、
個人の希望や人間性を尊重すべきと思いますが、みなさんの考え方を聞かせてください。

実際に管理職の方、人事部の方など、会社側からの意見も聞かせてください。
よろしくお願いします。

補足

応募条件は、25歳以上、実務経験3年以上、専門学校卒以上、性別、管理職経験不問でした。入社時に、ある等級まで昇格したら、管理職になるか選べる、まずはじっくりと仕事を覚えるように、将来的には期待している、とは言われました。しかし、勤続年数の長い、年上の先輩が何人かいるし、１年目から管理職になることを求められるとは思わなかったので、疑問に思って質問したしだいです。

Answer 1

企業が競争を勝ち抜くために一番正しい方法が、
社員を成長させ、マンパワーをつけることとされているからです。

ただし、貴方の会社が勘違いしているのは、あるいは貴方への説明として不適切なのは、
「管理職になること、管理職を増やすこと＝マンパワーがつくこと」
ではないということです。

あなたのいうとおり、適材適所という言葉があります。
あるいはダイバーシティなどという言葉もご存知でしょうか。
管理職だけいればいいと言うわけでもありません。

もうひとつ、あなたがこうなりたいと思っていることと、
他の方から見たあなたの適正・適所は異なっていることが多いです。
「気づいているはず」とありますが、本当にそうでしょうか。

結論は、会社が決めた評価方法に逆らうのはなかなか大変だと言うことです。
組合はありますか？明確に貴方の意見を言う機会はありますか？
意見が正しいと言う自信はありますか？
本当に変えたいなら、行動するしかないですよ。

Answer 2

人事評価→給与査定→給料を上げてあげたい→成長している→
役職がつく→給料上がる。
が、役職がつけられる能力もまだ満たないし、上に立つような努力の仕方が
見て取れない。と人事の方は思ったのでしょうか。

評価・信頼＝役職。会社によってですがそんな文化がありますので
そのような表現になったのではないでしょうか。
「役職つけられないし、まだ給料増やせませんね」と。

「人間性にも問題がある」とありますが、何か普段の言葉や行動で
思い当たるフシはありませんか？

思い当たるフシがなければ、単純に貴方は”理解されてない”のです。

「話しかけても来ないし、報告もない」と全くその人を理解できない場合があります。
上司とのコミュニケーションは人柄を理解してもらい、
信頼を買えます。

Answer 3

中途、と言うことですけど・・・
募集の時に管理職候補（総合職）の募集だった、とかいう落ちは無いですよね(^^;

Answer 4

「社員の向上心＝企業の成長力」だからです