教員の苦労を教えて下さい！テレビで小学校教員のうつ病、モンスターペアレント、持ち帰り仕事などやっていましたが、中学・高校…

Question

教員の苦労を教えて下さい！テレビで小学校教員のうつ病、モンスターペアレント、持ち帰り仕事などやっていましたが、中学・高校教員の苦労も教えて下さい！

今まで生徒としての立場しか知りませんでした(・ω・)

Answer 1

中学・高校の教員の苦労は、小学校と同じ部分が多いですよ。
部活。
部活の顧問になれば、土日に試合や練習で出勤しなければいけませんが
ほとんど無償に近いです。（もらえて一日１０００円程度）

とにかく仕事が多い。
保護者の相談、生徒の相談、授業準備、授業、公的文章の作成、
行事などの計画、下見、研究授業、家庭訪問、補習授業、試験作成、成績付け・・
就業時間１７時に終わることなんて、まずありえませんが
残業代が出ることは一切なし。
サービス残業が叩かれる時代になったので、強制的に帰らされるが
仕事が終わらないので、家に持ち帰って仕事する。

出勤時間が早い。
部活の早朝練習や早く来る生徒のために
先生の出勤時間も早い。
７時半頃には学校にいるっていう先生、多いと思います。
普通の企業なら８時半～９時出勤が普通です。

寒い中、朝から１時間ほど門のところに立って
登校してくる生徒に挨拶をしたり、服装などの指導をしたり・・

進学校か、荒れている学校かでも大変さは全然違いますが・・
荒れている学校なら
暴力・暴言当たり前。

中学生にもなれば、体は一人前。
生徒に殴られたり、キレられたりして怪我をしている先生も多いです。
毎日、罵声（「教師止めてまえ！」など）を浴びせられたり、授業妨害をされ
精神的にまいってしまう先生も。

生徒が万引きなどで捕まったら
先生が警察に迎えに行くなんていうこともあります。
親は、「あんなやつ知らん！」と放置。

モンスターペアレントや非常識な親も多い。
進学校であれば
「受験勉強に専念させるため学校を休ませます。」
「この科目はうちの子には必要ないので、試験を受けなくても合格にして下さい。」
など。
子どもの事が心配で、些細なことでも毎日電話してくる。

あ、暴力団関係の子どもが多い学校では
親が巨大スピーカーがついた黒塗りの車で学校の周りを巡回し
「ちゃんと勉強しろよ～！！」
とスピーカーを通して叫ぶ、なんてことも。

不登校の生徒がいれば
朝、生徒の家まで迎えに行ったり
毎朝、モーニングコールをしたり
就業時間外もメールのやりとりをしたりする。

修学旅行費などの滞納。
支払いをお願いすると
「なんで払わないといけないんですか。」
と逆ギレ。

中学・高校はただでさえ、反抗期・思春期の難しい時期。
その生徒を相手にしなきゃいけない上に
親も支えないといけない。

親と生徒で意見が分かれた場合（進路など）
教師は板挟みで、何時間も何回も話し合い。

摂食障害、精神病なども発症しやすく
リストカットしている生徒なんていっぱい。
飲酒、喫煙、覚せい剤、バイクなどの指導。

あげればきりがないですよ・・。