解決済み
数学の教師について私は経済学部志望なのですが、数学に興味があります。 ある国立大学に問い合わせをしたところ、経済学部に在籍していても必要な単位を取得すれば、数学の教員免許を取得することは不可能ではないそうなのです。 しかし、もし私が教師になったとして、教えられる生徒は、数学科を出ていない教師に数学を教わることをどう思うのでしょう? みなさんが生徒の立場だったら、という仮定の上、お答えしてくれるとありがたいです。 もちろん、大学に入学したら、必死に勉強します。 それと、教師になったあとの出世や給料などは別にして、教師になる段階では学歴による差はありますか? 回答お願いします。
【補足】 大学で学ぶ数学という学問は、高校数学を教える上で直接活きる面はありますか? 大学で学ぶことはあまりに専門的過ぎて高校数学とは無縁であって高校数学を教えるためには高校数学の隅から隅までを深く理解していれば問題ない、という先入観があったもので。 大学数学と高校数学との関連性についても、回答お願いします。
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私立高校では教員の出身大学を公表しているところもあるようですが、公立高校では公表されることはありませんので、生徒に出身大学・学部学科を公表するかどうかは教員個人の判断に委ねられています。言いたくなければ適当にはぐらかしても問題にはならないでしょう。また、仮に経済学部出身の数学教師であると分かったとしても、生徒の関心は出身大学や学部学科よりも、その教員の授業の分かりやすさ、面白さなどにあると思います。質問者さんは高校生のようですから逆質問してみますが、文学部史学科出身だけど板書ばかり多くて眠くなる日本史教師と、法学部出身だけど面白くて分かりやすい授業ができる日本史教師、どちらがいいですか?答えは自明でしょう。 教師になる段階とは、教員採用試験のことですね?公立学校の教員採用選考の過程では、当然、出身大学や最終学歴(院卒or学部卒)も評価の対象となっていると考えられます。ただ、筆記試験や面接試験の結果、同一点で並んだ中から一人を選ぶときに参考にされる程度でしょう。一方で私立学校においては、出身大学や最終学歴を相当重視するところもあるようです。冒頭に書いた教員の出身大学を公表するような学校であれば、旧帝大・早慶上智・関関同立クラスでないと書類選考で落とされるかもしれませんね。そうした選考がみすみす有為な人材を取り逃がすことにもなっているかもしれませんが・・・。 【回答補足】 隣にいる数学科出身の先生に聞いてみました。曰く、大学の数学科で学ぶ数学は高校数学とは全く違うので、高校で授業をする上で役立つことは殆どないとのことです。ただ、数学Ⅲや数学Cで生徒の質問に答える際には、内容が大学数学の領域に及ぶこともあるそうです。
おかしな理論を語る方は気をつけてください・・・。 (このジャンルは学校に本当に入ってから答えて欲しいのですが##) 確実にいえることは「大半」はありません。 そこまで学校現場の教員任用体勢は腐敗していません。 ただ、数学科以外の教員もいるのは確かです。 情報系や工学系で教員免許もとれますので居なくもいませんし、 数学科の専門の人は志望者が高校に偏る傾向にあり、 高校よりも中学校だと他教科からの変更による教員もいます。 生徒的には数学科卒業だろうが、他学科卒業だろうが、 たしかに教え方等の指導方法や指導に対する考えが大事です。 しかし、最近の学習指導要領の方向性が、「実生活との繋がる」学習です。 つまり、教科書だけを教えればいいってもんでもない時代もがこれからです。 本当に数学の教員になりたいのならば、数学をきちんと学問として学ぶことも大事です。 ただ教え方がよければいいだけでなく、教えるための知識・経験も必要ということです。 また、学歴や免許の種類の差はありますが、自治体によって査定が異なります。 ただ、大卒であれば、どこの大学も一定にみなされるのが普通です。 私立の場合は企業と一緒ですので、あったりなかったり様々です。 ☆補足 時間がないので、乱文気味でいきますが、 逆に考えて欲しいのですが、「生きる上で、高校の数学は必要ありますか?」 その答えは私は「ない」です。 ぶっちゃけ不要です。 ですが、思考力や論理的思考での数学の存在は他学問に比べてずば抜けています。 また、数学がなぜあり、なぜ学ばないといけないことは、 数学を学びながら考えることになります。それは他学問だって同じです。 古文書を漁ったって、古文読解力を身につくことはありません。 あなた自身そういうことを考えているということは、 今やっている数学に限界を感じていることからだと思います。 たしかに、教え方をしっかり抑える教員は大事です。 しかし、それもどこにでもいる教員と変わりないです。 それだけの教員になりたければ、それはあなたの価値観であり、 間違った選択だとは私自身思いません。 ただ、先を決めているのに、「免許だけ」と限界を決めている教員は 学校現場に入ってもカチコチで伸びませんでしょうね。 ちなみに学習指導要領は5年~10年に一度変更あります。 その際には大学に飛ばされた分野も高校に落ちてくる場合もあります。 指導書を読めばわかりますが、きちんと勉強してきた人とそうでない人では差が明らかです。 また、高校だと理数科の高校勤務も想定しないといけませんので、 きちんと数学の学問を身に着けることが望ましいです。 時々「知識よりも教え方」というのコメントを見かけますが、 教え方の改善・向上は教員として当たり前のことです。 私は本当に高等学校で教えたいのなら、数学系(教育・理学)をお勧めします。
そもそも大半の数学教師は数学科の卒業では無いと思います。 政府発表の教員採用率ですが教育大学で教員を目指した人は19.6%が教員となっています。 また教育大学院出身者は34.2%まで上がります。対して一般大学の就職率は6.6%まで下がります。 (この資料は平成15年に政府が調査した統計資料なので少々今は違うかも知れませんが大体こんなもんです) つまり、数学科出身の先生も居ますが、かなりの数の先生が教育学部の出身なのです。 ちなみに中学だけで見ればこの時の採用人数は教育学部516人に対して一般大学514人、教職大学院242人です。 実際には数学の先生の2人に1人の先生は数学科出身ではありません。 と言う訳でどこで取ろうがさほど気にする事でも無いですよ。 なお、学歴による差はあまりありませんが、教員免許には実はランクがあります。 専修免許・1種免許・2種免許の3種類が有り、専修免許は将来の出世が見込めるのに対して2種免許は出世は厳しいです。 ちなみに出世が厳しいだけで、採用されやすさとかは変わりません。 専修免許は大学院卒かつ83単位の取得が必要です。1種免許は大卒かつ59単位が必要です。2種免許は短大卒かつ35単位が必要です。(この例は中学の免許の例です) なお、大学に行ったけど単位取得に失敗して58単位しか取れなかった場合には2種免許が取れる場合があります。 しかし大学で83単位取っても1種のままです。 学歴と単位の両方が揃って取得。どちらかでも足りなければ下の方の免許になります。 学歴では無く免許の種類により差がある場合が有りますので注意して下さいね。
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