元型枠大工のヘルパー(正職員)、元鳶職の知的障害者施設職員さんとお話をしたことがあります。 型枠大工さんは「まったく、考えられない職場だよ、給料は安いし人間関係はめちゃめちゃだし、介護の業界っておかしいんじゃねぇの? でも年寄りから“ありがとね”っていわれると、この人置いてやめらんないよって思っちゃうんだよね…」と言い、今でも現場にいます。 元鳶職さんとは夜勤を一緒にして、利用者さんが便器に詰めてしまったトイレットペーパーを二人で手づかみで取り除きながら「やってらんねぇよ…って思うんですよ、心底。給料は半額になったし、なんでこんなことやってんだろうって。マル走時代の仲間にも冷やかされますけどね。でも、自分、それなりに覚悟決めてこの仕事してるつもりなんで、あと1ヶ月だけは続けようって思って、もう3年です。いまかーちゃんが腹ボテで、3ヶ月後に二人目が生まれるんです。給料安いし、大丈夫かな…とも思うんですけど、まぁ死ぬことはないと思ってがんばりますよ」 …お二人とも、本当に素晴らしい人でした。もちろん違う考え方もあると思いますが、介護も鳶職も、現場に飛び込んで何とかするというのは両者共通ですので、相通ずるところはあるようですね。私は福祉屋ですが、こういう気概のある人こそ、福祉現場にいてほしいと思います。ひ弱で気弱な福祉の人たちに配慮しつつ、新風を吹き込んでくれる、本当に貴重な人材ですので。。。
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