解決済み
新聞記者の仕事について 私は新聞記者になる事を希望しています。 採用試験に合格すること自体、難しいという声は承知です。 たられば、になりますが、 入社1年目は「警察」担当になって夜討ち・朝駆けをやるなど生活や休みが不規則になるものと思っていますが、 2年目以降はどうでしょうか? 2年目以降もやる可能性はあると思いますが、 3年目になれば、その年に入った新人が「警察」担当になることで、 別の担当(経済など)になると思いますが、 どう思いますか? ちなみに、 最初の5年くらいは地方で働くことになるとは思いますが、 その点は承知していますし、 上で >別の担当(経済など)になると思いますが、 と書きましたが、 地方の「警察」担当から地方の「経済」の記事などを担当されると思っています。 また、 東京本社に初めて配属されれば1年目はまた、東京で「警察」担当など 夜討ち朝駆けをやると思いますが、その点もどう思いますか? 元記者の方などからのご意見をお願いします。
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現役記者です。 ご参考に。 全国紙であれば、研修期間を終え、4月下旬から5月上旬に、「思いもしない」田舎にぶっ飛ばされ、3~4年を送ります。 そこで、1年生は署回り(県警本部以外の所轄回り)をします。2年目は県警本部に詰め、裁判所や地検も担当することになります。3年目、4年目は順不同ですが、A県政記者、B経済や複数の市町村への出入り、となります。3年を終えて転勤の場合の方が、4年の場合より可能性が高いです。 そして、2カ所目で本社に上がる、と誤解されているかもしれませんが、そんなに甘くないです(N紙は除く)。 本社への切符は、同期の中で「特別優秀」という評価、又は、「力を持った上司の引っ張り」のいずれかの場合にのみ、持てます。 では、本社へ行かなかった人間がどうなるか、と言うと、「そこそこ優秀」な人間を含め本社近くの県へ異動します。 本社一歩手前の人間たちによる社内競争が待っているのです。 勝ち抜いてこそ本社、希望の部署というコースになっています。 希望叶わない人間はさらなるどさ回り、どさ回りの間にデスク研修で一時は本社社会部や遊軍ということになります。 どさ回りが嫌であれば、内勤(見出しやレイアウト担当の整理部)や生活部、文化部を希望して下さい。 東京本社でサツ担当になれば、夜討ち朝駆けはルーティーンです。 一杯飲んで帰れば、朝のハイヤーが待っていることを覚悟してください。 3年やれば「阿闍梨(あじゃり)」と言われます。 頭が狂って「歩く時に平衡感覚がなくなっちゃった」なんてのは笑い話ですが、 数年間、Y紙の大阪府警担当のキャップが過労で亡くなりました。 休みの取得についてですが、20年、30年前よりも休めます。 休みの取りやすい順番に書き出します。 ただ、私から見た感覚なのであくまでも参考です。 A紙(休まないと上司の査定にひびくため)>N紙>M紙>>>>>Y紙です Y紙においては、地方にありながら「一カ月休みなかったわ~」なんてのはザラです。 これが、現実です。 そうとうな覚悟を持ってください。 ただ、仕事内容は面白いと思いますよ。 私見が入りすぎたかもしれませんが。 知恵袋見る時間はある、ということは分かっていただけたんではないかとwww
なるほど:3
元新聞記者、現在はフリーです。 全国紙に記者として就職すると、ご指摘の通り通常はまず地方の支局に配属され、警察・検察を担当する「サツ回り」をやらされます。同じ支局には2-5年ほどいて、「サツ回り」の次にはその地方の県庁、中核市の行政を担当します。その間、もちろん地元経済、スポーツ、催し物など「何でも屋」をやります。愛知県豊田市など企業城下町には経済系記者クラブが存在しますが、そうでない地方は、「経済」は片手間で、市政兼任などとしている会社・支局がほとんどです。 地方の支局を1-2ヵ所異動で周ると、本社に「上がり」ます。大学新卒で入社しても、そのころにはすでに30歳近くなっており、記者経験が十分ついてきます。地方支局での仕事が評価対象になり、希望と適正に応じて、政治部、社会部、経済部、外報部、生活部--などに配属されます。 社会部で、「警視庁」「東京地検」など“事件”を担当すると、やはり新人のころと同じように「夜討ち朝駆け」の生活サイクルになりますが、政治部、経済部も、社会部の事件担当ほどではないにしろ、「夜討ち朝駆け」を行います。これは地方支局も同じで、サツ担は日常的に「夜討ち朝駆け」しますが、行政担当記者でも必要に応じて行います。取材先担当者は、職務中には本当のことを言ってくれないのですから当たり前ですね。 質問の方は「生活や休みが不規則になる」ことを危惧されているようですが、それは、新聞記者として業務を遂行する以上、避けて通れません。文化部、生活部など、通常の会社の勤務体制に近い(朝出勤して夕方帰宅。週休2日)担当部署もありますが、それらは、心身を壊した人のリハビリ部署とされています。 全国紙について書きましたが、ブロック紙(道新、中日、西日本など)は全く同じ。それより小さい地方紙もほぼ同様です。
なるほど:1
サツ担で夜討ち朝駆けってことは社会部志望なのかな? 4大新聞社は昔から新人をすぐ外勤に回してるから、1年目からサツ廻りってのも普通かな。 十分ありえます。 地方で3年間サツ担やって使い物になるとなったら、しばらく警察関連の仕事になるのではないでしょうか。 特別に政治向け、経済向けの知識があって、それを担当したいとアピールし続けていれば変わるかもしれませんが。 さらにすごくデキると評価されたら本社行きかな。 使えないとなったら記者職から外されるみたいだけど。 あと社会部だけが生活が不規則なように思っているのかもしれませんが、外勤記者だと全部生活は不規則です。 経済部だと取材先との飲みとかで山ほどあるし、政治部がある意味一番規則正しいかもしれませんが、選挙とかあるとメタメタになります。 文化部系だともう少しましかな?でも間違いなく主流じゃないし、独自の知識、人脈がないといつまでたっても当日ものしか書けない、使えない記者になる可能性高いです。 あまり大したアドバイスはできませんが、今では新聞記者は自分で写真もとって、動画もとって記事書いてと一人何役も求められるようになっています。 毎日4大紙プラス日経くらい熟読し、ホビーはカメラ、パソコンにも強かったりすると就職活動で武器になります。 英語は出来た方がいいですが、通訳を雇うくらいの金はあるので、それよりは政治、社会、経済の知識を増やした方がマシです。 グローバルな話題はもちろんですが、地元の市とか区くらいの話題に強いと一目置かれますよ。 地元の有名人は覚えておいて損がないです。 取材対象と知識や情報のキャッチボールができないと独自のネタは仕入れられませんからね。 お勧めの職とはいえないのですが、がんばって記者を目指してください。
なるほど:2
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