解決済み
通訳士に食についての通訳はある?通訳になりたくて+αの専門知識を何がいいだろうかと思い、問題が浮かんだので質問させて頂きます 自分が興味あるものはなんだろうと考えたところ、 「食」についてがいいのではないかと思いました。 お菓子だとグミがかなり大好きで未食のものは通販を通し購入するほどです また、ほんのちょっぴりですが小さい頃にシェフを夢見て 料理について勉強したことがあります これらのことにもっと目を向けて視野や知識を広げていきたいと考えているのですが、 こういった「食」についての分野を活かした通訳はあるのでしょうか? (↑これが一番知りたい) 『外国店との打ち合わせだとかに...』 もしあるとしたらどのような形でその通訳が用いられるのかなど教えてください (今は語学の面では英語を勉強するとともにスペイン語にも手をつけています) ちょっと内容わかりづらいかもしれませんが回答お願いします;
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現役の通訳者です。 たとえば、食でも「グミ」や「ケーキ」と限定してしまうとなかなか仕事につながらないだろうな…と個人的に感じる次第です。 実力と実績がある通訳者でも専門知識がごくピンポイントであればあるほど、依頼につながりにくいのが実情です。 ですが、「グミ」や「ケーキ」を「スイーツ」あるいは「食」という広い視点に変えてあげることで思わぬところから依頼が舞い込むことがあります。 私は会議通訳者ですが、食糧事情についてのけっこう格式ばった会議に通訳者として招かれたことがあります。 私は食分野についての知識がうとく、事前に議題に登場するであろう情報を理解して頭に入れておくのに大変苦労しました^^; ところが料理名やその方法について詳しい方であれば、その知識をもっと専門的に学んでいくことで自分の専門分野を持つことができますよね。 ただし、食分野での安定した通訳依頼があるかと問われますと… 大変申し訳ないのですが、「ある」とも「ない」とも言い切れない状況です。 質問者様の実力や人脈次第で順当に考えて舞い込むはずの依頼が逃げてしまうこともあれば、本来は自分が担当できないような依頼が逆に舞い込んでくるようなことはこの業界では日常的に多々あります。 具体的にこんな分野で… こんなテーマで… という具体性を述べるのは少し難しいので割愛させていただきますが、【食】という広い分野で考えたときに通訳の需要は必ずあります。 たとえばアフリカの飢餓問題で海外からパネリストが招かれた場合、通訳者が必要となりますよね。 会議やシンポジウム、その他商談など幅広い分野で食に精通した通訳者が必要となります。 言うなれば、空中に舞うほこりのように数多い依頼を獲得できるか否かは自分次第…といったところでしょうか。 より多くのほこりを手繰りよせたければ下敷きで髪の毛を摩擦して静電気を起こせば良いですし… 依頼を自分の手中におさめようと思ったら、やはりそれ相応の努力は必要となります。 余談までに…。 親しくさせていただいている同業者に、大学時代に寄生虫について研究している方がいます。 その方は現在商談の場で活躍しておられるのですが、何と驚き。。。 ピンポイントに、寄生虫について真面目に論議する会議(海外)に同行することになったんです。 世の中、何があるかわかりませんよね~。 世間一般では「えっ、そんな分野でも?」と驚かれることの多い寄生虫であっても、研究者もいればシンポジウムや学会が定期的に催されます。 ですから、食という私たちが生きる上で欠かせないものである現場で通訳者が必要となる機会は多々あると思いますよ。 たとえば、海外メーカーとライセンス契約を結んで日本国内への輸入・販売を行う国内メーカーがあったら… 通訳者が必要となりますよね。 一言で【食】といっても分野が広すぎて具体的にああだ・こうだと書ききれない自分が情けないですが(すみません)、着目点は悪くないですしビジネスチャンスは必ずある分野だと思います。 どうぞ頑張ってください^^
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