解決済み
労働基準局の「基準」とは?※ちょっと長いです。 半官半民の非営利団体に勤めております。半官半民だけあって福利厚生や就業規則など、労働環境はほぼ完ぺきに整備されております。少し残業が多いのが気にかかりますが、それも安月給を補うためにダラダラ残る職員のせいで、おおむね問題ない会社だと思っております。 その会社に先日突然に労働基準局の立ち入り調査が入り、いろいろとあらさがしをされ、たくさんのめんどくさい書類の提出を命じられました。 その後も二週間に一度くらいの頻度で「調査官」を名乗るオッサンがヒマつぶし(金曜日の午後に来ることが多い)に突然やってきます。名目は「対策の実施状況の聞き取り」だそうです。 その一方で、私が以前勤めていた会社(普通の民間企業)は、残業代は払わないし、休日はほとんどないし、有給休暇の取得も会社が勝手に決めてやってるし・・・とムチャクチャなところだったので、耐えられなくて辞めていった人たちの中で少なくとも5~6人は労基にタレこんでいますけど、一度も調査官が立ち入り調査に来たことはありませんでした。 彼らの「基準」って一体どんなものなのでしょうか? て言うか、本当にややこしい会社に「立ち入り」すると仕事が増えて困るからかな?
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>労働基準局の立ち入り調査が入り、いろいろとあらさがしをされ、たくさんのめんどくさい書類の提出を命じられました。 労働基準局(合併前の労働局の名称)が立ち入り調査をすることは、ほとんどないと思います。 するとすれば、需給調整事業部(派遣法関係)だと思いますが、局の監督課が調査をすることはまずありません。 おそらく事業所の所在地を管轄する労働基準監督署方面の労働基準監督官が来たんだと思われます。 定期監督なのか情報監督なのかわかりませんが、 定期監督というのは、その月に重点的に業種を絞って調査をします。 情報監督であれば、内部通報での監督になりますが、定期監督を装っての監督になる場合が多く、労働者からのタレこみ稼動かは会社にはわかりません。 >その後も二週間に一度くらいの頻度で「調査官」を名乗るオッサンがヒマつぶし(金曜日の午後に来ることが多い)に突然やってきます。 調査官であれば、監督署ではありませんね。 監督署の方面(労基法、最低賃金法)であれば、労働基準監督官です。 安全衛生課であれば、技官(産業安全専門館、労働衛生専門官)です。 調査官という名称がつくのは、労災課の認定調査官か給付調査官くらいです。 >耐えられなくて辞めていった人たちの中で少なくとも5~6人は労基にタレこんでいますけど、一度も調査官が立ち入り調査に来たことはありませんでした。 おそらく本人の請求行為で支払ったんじゃないですかね。 個人の権利救済に対しては、申告といいますが、申告の受理は、本人が期限を定めて支払を求めても支払わない場合に限られます。 申告を受理して、調査をしないということはまずありません。(連絡が取れない場合は別) ただし、監督署が行政指導できるのは、違法性がはっきりしている場合(未払いについて争いがないのに支払わない)に限られるので、何ら働いた証拠等がないのであれば、指導は難しいという回答をするかもしれません。 あと労基法以外の相談に対しての調査はする権限がありません。 パワハラ、賃下げ、不当解雇等は、労基法関係の仕事をしていない人は、監督署が対応するものだと思っていることが多いのですが、監督署は民事不介入なので法令指導の対象にはなりません。 そのために、局企画室から総合労働相談員が出向して来ています。
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