電車の運転手や新幹線の運転士以上に何故エアラインパイロットの採用（特に自社養成採用）は、すごぶる難易度が上がるのですか？

Question

電車の運転手や新幹線の運転士以上に何故エアラインパイロットの採用（特に自社養成採用）は、すごぶる難易度が上がるのですか？

Answer 1

電車の運転手の訓練は、シミュレーターと電車でできます。エアラインパイロットの訓練は、シミュレーターと旅客機だけではできません。その前に、単発プロペラ機、双発プロペラ機、小型ジェット機での訓練も必要ですから、期間とコストが長大に掛かります。

一方、電車の運転手になるには、自社養成以外の道がありませんが、エアラインパイロットには、「①自社養成 ②航空大 ③私大パイロットコース ④海外エアラインスクール ⑤航空自衛隊からの転職」があり得ます。

その中でパイロット自身の金銭負担がないのは①と⑤だけですから、①に希望者が集中して難易度がマックスになるのは仕方ありません。

Answer 2

リスクの違いです。

電車はミスすると乗客が死ぬ「こともある」
パイロットはミスすると乗客が「ほぼ死ぬ」