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小学校などの教員と図書館の司書とではどちらが難易度は上ですか?

小学校などの教員と図書館の司書とではどちらが難易度は上ですか?

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  • 「難易度」が何を指し示すかは不明ですが、以下の2点から説明します。 ① 小学校の「教員免許」と、図書館司書の「司書資格」の取得難易度 ② 小学校教諭(正規)と、図書館司書(正規)の採用試験難易度 ①について 一般には、小学校の「教員免許」の方が取得難易度が高いです。 小学校教諭の多くが取得している「小学校教諭一種免許」を取るには、67単位の教職課程を修める必要があります。(通常は、これに加えて学士の資格) この中には必修科目として、教育実習が含まれます。 一方、司書資格を取るには、24単位の司書課程を修める必要があります。(通常は、これに加えて学士か短期大学士の資格) 図書館実習に行った場合、これを単位に含めることはできます。ただし、実習は選択科目なので、実習に行かなくても資格取得は可能です。 以上、必要な取得単位数や実習必修の有無などから、全体として小学校の「教員免許」の方が難易度が高いです。 ②について 一般には、図書館司書(正規)の方が採用される難易度は高いです。 例として、東京都の採用実績を確認すると、 ● 令和5年採用試験(令和6年度採用) [小学校教諭] 受験者 2,280人 / 合格者 2,009人 / 倍率 1.1倍 [中・高教諭又は小・中・高教諭] 受験者 3,791人 / 合格者 1,355人 / 倍率 2.8倍 [図書館司書] 受験者 48人 / 合格者 3人 / 倍率 16.0倍 以上のとおり、一般に図書館司書の方が採用倍率は高いです。 採用倍率のみの比較で難易度を検討することは難しいですが、これだけ倍率に差があると、一般には、図書館司書に採用される方が難しいと考えられます。

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