AtCoderという競技プログラミングサイトがありますよね。あれって実社会で（プログラマー・エンジニアとして）役に立ちま…

Question

AtCoderという競技プログラミングサイトがありますよね。あれって実社会で（プログラマー・エンジニアとして）役に立ちますか？最近独学でプログラミングを学び始めました。AtCoderというものを最近知ったのですが、あれはreal world projectsで役に立ちますか？それとも純粋に楽しみの為と思ってやっていられる方が多いのでしょうか？

Answer 1

実プロジェクトの内容によります。

例えば会計システムなど業務系システムの多くはデータハンドリングはRDBに丸投げしていますので、アルゴリズムを意識することはほとんどありません。

RDBMS本体を開発する仕事なら、役に立つというより必要です。ただそれって世界中で数社しかありませんので、相対的にはかなり少数ということになります。

Answer 2

役に立ちます。

例えば、この知恵袋システム。質問がカテゴリ分けされていますよね。
これの実装においては【木構造をどう取り扱うか？】知っておくと良いでしょう。

「この実装だと計算量がN^2だね。こうしたらNになるよ。」みたいな会話も最近しました。

また、なんか勘違いしてる人がいますが。
【アルゴリズムを使う == 可読性が低いコード】ではありません。
命名や分割粒度が悪い or 読み手の頭が悪すぎです。
（競技プログラミングのサンプルコードだと変数名ひどいのが多いので、そういう勘違いするのもわからんではないですが。）

Answer 3

どっちかと言うと、競技を通したネットワーキングが重要なイベントですね。競技をやって何点みたいなのは大して役に立ちません。

Answer 4

AtCoderの出題はアルゴリズム系が多かったと思います。一方で実社会のプログラマーやエンジニアの大半が「業務系」です。業務系というのは他の方も書いていますが銀行などエンタープライズの情報システムを開発する仕事です。業務系の開発でそこまで高度なアルゴリズムが求められることは少ないです。「賢い人が書いた何かよくわからないけれど早く動くロジック」よりも「普通の人でも理解できる合格点の早さで動くロジック」の方が好まれるのは確かです。

ゲーム開発や暗号系の仕事をしている人はまた事情が異なるかもしれないですが、プログラマー・エンジニアの割合としては圧倒的に少数派です。