手術室の清掃のバイトって肉片落ちてたりやばいんですか？職場、職業

Question

手術室の清掃のバイトって肉片落ちてたりやばいんですか？職場、職業

Answer 1

やってみればわかる。
その会社なり病院なりに聞く。いろいろなパターンがあるんですよ。

僕は大学病院で手術室専門の掃除を1日中やっている。
肉片、骨片、血糊(ぶよぶよの血の固まり)、もちろん血液は普通のこと。便が落ちてることもあるし、直腸を洗った汚染水(うんち水)も処理する。
体液や輸液の混じった排液処理は毎回3リットルボトルに数本処理するし、人工心肺まわしてたら、でかい袋に赤い液体がたっぷり入っている。
ただ、直径2メートルくらいの血溜まりは、僕自身は数年間で2回くらいしか経験がない。
乳房を切り取ったのがビニール袋に入れて普通に置いてあるし、切り取った内臓だか腫瘍だかをドクターが検体処理していることもよくある。脾臓まるごと皿に乗ってたこともある。そんなのを横目で見ながら掃除をする。もちろんその検体を運ぶ仕事もある。
手術と手術の間の清掃は、時間がないから腕の見せ所。ドクターやオペ看が手術の準備でいろいろやってる合間を縫って素早く掃除する。

なかなか見れない現場に入ることになるので、なかなか聞けない極秘の噂(医療事故)も耳にできる。緊急手術の現場もなかなかですよ。
手術室フロアのコードブルー警報が鳴ってアナウンスが入ると、みな飛び出してきて一斉に走り出す。「〇番(手術室番号)コードブルーッ〇番コードブルー」テレビドラマより凄いかも。
消防の救急隊がヘルメットかぶったまま患者を乗せたストレッチャーを押して手術室に入るとかもあった。
ちんたら掃除してたら副主任のオペ看がきて「ここ緊急入りますッ。14歳、硬膜下出血、開頭しますッ」って言うから、大急ぎでガーッと掃除を終わらせたと同時に手術資材を持った男のオペ看が「掃除終わった！ おりゃあッ」って入って来て、器械台車がガラガラ入ってくる。
かと思えば、主任副主任らが集まってきて「ここ(手術室)でやる。今、救急車が〇〇から向かってます。途中、心肺停止。術式〇〇。〇番手術室のAさんをつけるのでBさんと交代して……」なんて生々しい会話も聞ける。
まあ、普通にドアについてる窓から、手術してるのが見える。たいていはモニターの映像くらいしか見えないが、たまには、脚を大腿から切ってる現場を見ることもあるし、顔の皮を剥いだ状態がみえたこともある。
顔の横半分の皮を剥いてたときは、オペ看が何度も出入りしてて何度もドアがあいたの。たまたま僕はドアの外で打合せをしてて、真正面に見えたのです。そこそこショッキングではあった。

僕のところでは、掃除だけでなく、手術器械(器具)の洗浄、滅菌、組立、展開、術後の回収もやるし、ベッドの移動、消耗品の備品薬品の補充などもする。つまり、手術室フロアにおいて「患者と関わらない」あらゆる仕事をする。たいてい掃除は体力的にキツイので嫌がられるから、人を募集していることが多い。

慣れれば、まあいいトレーニングになる。
ひとつだけ難点があるとすると、自分がその病院の手術室に救急で運ばれたとき、まわりのスタッフは全て顔見知り。そんななかで全裸にされ、おしっこの管を入れられるということ。

Answer 2

肉片とかは看護師が処理します。