大体人気ランキングで上位に来るのは、三大出版社+角川です。多分どこを見てもそうだと思います。 まずこれらの会社に関しては、斜陽という認識を改めなければなりません。 メディアミックスの種となるコンテンツを、世界で最も多く抱えている集団だからです。 世界的なアニメの人気による版権許諾ビジネスの好調や、電子コミック市場の成長により、全社的売り上げと利益はむしろ上がっています。 例として集英社の場合、ワンピース全盛の2002年度で売上1446億に対し利益51億、一方2022年度は売り上げ1951億に対し利益268億です。 それと人気の話ですが、まず出版社というのはそもそもの話として、大手とか零細とか関係なく入るのが難しいです。編集をやりたいと考える人間は毎年万単位でいますが、それに対する採用は大手4社を全て合わせて100人未満、業界全てでも恐らく300人いかない程度しかないというのが現実です。その中でも取分け自分の好みの職に就こうとなると、天文学的な倍率や巡り合わせと戦う必要があるわけです。 例えば今話題の新潮社ですが、恐らく今回の事件があったとて倍率は全く下がりません。そもそも新潮社は文藝の界隈においては最も格式高い編集部を持っていますから、文藝の編集をしたい人間にとっては仮に週刊誌が大嫌いでも受けない選択肢はないからです。
単に名前を知ってるからってだけで受けるって人も多いですからね。 また、ある意味斜陽産業だから人気という捉え方もできます。 斜陽産業→不人気だろう→受かりやすいだろう→とりあえず受ける→結果人気になる 大学の人気ランキングとかでもそうですが、 マーチとか「有名」で「そこそこ受かりやすい大学」がトップに来たりします。 人気の要素は、 「有名であること」と 「ある程度入りやすいこと」だと思います。 このある程度受かりやすいというのが、斜陽産業に当てはまると考えられるわけです。 そう考える人が多いので受ける人が多くなり、結果人気になるという構図だと思ってます。
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