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看護師ってやはり、医者よりも知識量少ないんですか?。 技術はともかく……。技術なんて外科医でもない限りは単に診療して薬出してくらいしかしないからそんな違いはなさそうですが…。
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資格取るまで長くても四年しか無いのと、最終的な責任を取る立場ではないので要求水準が違う分差は出るかと思いますが、看護師さんが得意とする領域もあるので一概には言えませんね。 ただ診療、処方に関しては、看護師さんは診断しないし処方箋書かないので医者の方が知識あると思いますよ。
風邪だと一旦診断をつける際にも、熱の高さや1日の熱の推移、症状の種類や程度、診察した時に体から得られる情報等を全て統合した上で、さらなる検査の追加をせずとも、風邪として診断して、今は問題ないだろうと判断しているのです。 風邪=ウイルスによる呼吸器感染症以外に、細菌性の肺炎はもちろん考えますし、それ以外の頻度の低い、心筋炎なり、肺がん、白血病のような悪性疾患なども、可能性は低かろうと判断した上で、暫定的に風邪と診断しているのです。 一回の診察だけではなく、その後臨床経過を踏まえて、診断や治療方針を再考することも当たり前にやっています。 目の前の患者から情報を得て、分析し、診断をつけ、治療方針を決定することは、医師のみができる業務です。病院に来る人が、〇〇病で、今後も今の状態が全く変わらないとラベルされている訳ではありません。
薬を出す、といっても薬だけでものすごい種類がありますし、 出すまでの過程で診察、という医行為をする必要があります。 ふだん病院へ行った時に医師の診察を受けてもたいそうなことを してるようには見えないかもしれません。ですが、医師は 看護師以上に医学のことを学んだ上で、この症状なら どういう疾患が考えられるか、命に関わったり、重大な障害を 残すような疾患ではないか?という疑いを持ちながら 診察をしています。 薬を一つ出すにも、禁忌薬といってある疾患の人は この薬は飲んではいけない、みたいなのがたくさんあります。 例えば妊娠中の人に飲ませると胎児に奇形が生じる薬や、 喘息持ちの人にアスピリンを飲ませると喘息発作が起こったりします。 そして患者さんというのは必ずしも医師の前で本当のことを 言いません。妊娠の可能性があっても言わない、喘息は 全然発作がないから治っていると思っている、などです。 それでも薬を処方して飲んで具合を悪くしたら 医師の責任になります。 別の話で大きな病院の若い研修医が救急外来で診察をして、 重症でないので帰宅してよいと判断して患者さんを帰して、 後でもっとベテランの医師がそのとき撮ったレントゲンをみて 重大な病気を見落としていたことが わかり、すぐに患者さんを呼び戻す例です。 呼び戻せたらまだよいですが最悪家に帰った後で 急激な症状が出て亡くなることもあります。 看護師は患者さんの近くにいる時間が長い分、つい 医師よりも患者さんのことを知っていて、薬ならこれだ、 と医師のすることに口を出しがちです。しかし元々の教育的な 部分から違うのに(看護師は最短3年でなれますが、医師は 6年ないとなれません。学士編入しても5年はかかります) そんな物言いをするのは筋違いとしか思えません。 ただ看護師は「看護」の知識はもちろん多いです。 ベッドから車椅子への移動のさせ方、おむつの当て方、 食事介助の方法、など日常生活を支援することについては 医師よりも知識があります。また医師の指示を受けて行う 採血や点滴の針を入れるのも看護師の方がよくやっている分 医師より上手かったりします。
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もちろん知識量は医師の方が圧倒的に多いです。 風邪やよくありがちな病気であれば看護師でも勉強したり実務の上で身につく知識も多いでしょうが、それも広く浅くで医師ほど深く勉強しているわけではありません。 いろいろな病気が考えられる場合や隠れた病気を見付ける等、医師の知識量は必要不可欠です。
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