答えから言うと、今回優勝した慶應高校の人達が最終的に5大商社等の一流商社に入る可能性は高いですが、それは甲子園優勝のおかげではないです。 甲子園優勝=就活無双みたいなコメントをよくネットで見ますが、2000年頃までならともかく今の総合商社舐めすぎです。 ひとつめの理由は、通常新卒就活の選考で見られるのは学力と、「大学時代に」取り組んだことだからです。 いくら甲子園優勝でも高校時代の実績なんて古すぎます。3~4年も経てばいくらでも一般人に戻れます。 ふたつめの理由は、商社等のトップ企業の選考で見られるのは、あくまで学生時代の取り組みから学んだことや、その取り組みが裏付けているその人の能力であって、学生時代の実績そのものではないからです。 高校野球より鮮度の高い実績(例えば大学の野球やアメフトで優勝とか)がある人だって総合商社就活では沢山いますが、別に企業はスポーツをする組織ではありません。実際、大学の体育会で勝ったチームの就職実績だって皆が皆トップ企業無双してはいないです。 単に漫然と何かを頑張ることにトップ企業は価値を感じません。そこから得た学びや、その経験が裏打ちするその人の能力を、面接で上手く伝えられないと受かりません。 ではなぜ「最終的に5大商社等の一流商社に入る可能性は高い」と言ったのかというと、理由は2つです。 ひとつめは、流石に高校野球優勝した選手なら大学でも野球を続けて、同じように優れた結果を出す可能性が高いからです。 ふたつめは、野球というチームスポーツで活躍した人は、それを通じて判断力、論理的思考力、コミュニケーション力などの、他の能力も磨かれている可能性が高いからです。それと、野球の実績が合わさればトップ企業に採用される可能性も高いでしょう。
なるほど:1
慶應出ても5大商社へ入るには50倍以上の競争率を勝ち抜く必要があります。余裕どころかまだまだ高い壁です。
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