昔より、派遣社員やパートや契約社員から正社員登用する企業は増えましたが、国も異次元の少子化対策など お金が足りないからで…

Question

昔より、派遣社員やパートや契約社員から正社員登用する企業は増えましたが、国も異次元の少子化対策など お金が足りないからですか？

無職を増やすわけにもいきませんし。

Answer 1

この件、企業が『多彩な労働者の希望を叶えるため』だとして非正規を増やすなら、当然ですが希望者全員を正規雇用しなければ"おためごかし"に過ぎません。

同様にアメリカのレイオフを真似て簡単に解雇する道を作った限りは、企業は新卒偏重ではなく中途採用の道もアメリカを真似なければ悪辣になってしまいます。

国が無職を増やしたくない事は確かだと思いますが、とにかく大学さえ出れば貧困が無くなると言う間違いだけは正すべきです。

仮にも学士様になれば、嫌う仕事が増えます。でも冷静に考えて掛け算さえ出来ない学生が入学する大学を増やしても、卒業生を雇いたいと考える企業はありません。

役所だって同じ大卒枠にそんな就職希望者が来ても雇わないのですから、大卒を増やせば貧困が無くなると言う理屈は間違いです。逆に仕事を失い再就職先が無くなる学士を増やします。

おまけにそうなれば現場の労働者は減り続けて人手不足になり、海外から単純労働者を入れなければならなくなります。日本人失業者は減らなくなるのにです。

彼らは物価の安い国から来るケースが多いですから賃金は上げなくても良くなるのです。

一方で日本人の賃金が上がらずに困り、国手動で賃上げを推進しています。

完全に矛盾するのです。

日本人で上から下までの全ての仕事を賄えなければ、無駄に外国人単純労働者を入れなければならず、中に犯罪者が混ざるので警察や刑務所の経費が余分に必要になるのです。

正社員を増やすのは、もちろん国の要望もありますけど、本来会社法で利益を出す義務がある民間企業ですから、人手が欲しい企業が正社員枠を増やしているに過ぎません。

余剰人員が発生すれば、大企業なら希望退職を、中小零細ならクビが増えるでしょう。