新卒での就職となると、誰しも企業の将来性を考えて選択します。 (地元への就職が好まれるのは四国、北海道とて同じ) 鉄道部門は赤字でも不動産や流通、ホテルなどで黒字経営になって株式を上場した完全な民間企業であるJR九州と、国交省の関連組織が株式を保有し、経営安定基金がなければ、すぐに存続が危うくなるであろう国営企業の四国、北海道とでは、企業としての自立性に大きな格差があります。 若い時代の給与は同じぐらいでも、10年も経過した中堅になれば差は確実に開くでしょうし、賞与ともなればもっと開くでしょう。 何より、都会地より高いセンスのクルージング・トレイン「ななつぼし」を早々と運転して、九州地域のイメージ向上に貢献しているJR九州には、人気があって当然です。
赤字で先行きの見えない会社より、黒字の会社のほうが将来性があるからと思われます。
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