簿記二級について質問です。 仕訳問題で、同じ勘定科目が貸方と借方の両方にある場合、相殺してまとめるのか、相殺しないのか、…

Question

簿記二級について質問です。
仕訳問題で、同じ勘定科目が貸方と借方の両方にある場合、相殺してまとめるのか、相殺しないのか、どのように判断すれば良いでしょうか？ネット模擬試験をしたところ、画像にあるように、問1では建物を相殺しなくて正解しましたが、問4でもリース債務を相殺しないで解答したら不正解だったので疑問に思い質問しました。
ちなみに本番でもネット試験を受けるつもりです。

補足

回答してくださった方本当にありがとうございます。助かります。

また疑問点がみつかったのですが、

問題
当社は、国から受け取っていた国庫補助金¥46,000に自己資金¥138,000を加えて備品¥184,000を購入し、代金は当座預金口座から支払った。なお、同時にこの備品については補助金に相当する額の圧縮記帳（直接減額方式）を行った。

答え
備品184,000/当座預金184,000
固定資産圧縮損46,000/備品46,000

この問題はなぜ備品を相殺しないのでしょうか？

Answer 1

簿記試験では、同時に行われた取引は一つの取引と考えて相殺して書くことが基本となります。

ただし、問題文に2つの取引を区別するような表現がある場合はそれに従い相殺せずに書きます。
具体的に言うと
Aの処理を行った。さらに、併せてBの処理を行った。
Aの処理を行った。そのうえで、Bの処理を行った。
などの表現が使われている場合は、相殺せず二つの仕訳を分けて書くことを要求していると考えられます。