薬箱の営業マンが会社に対する愚痴をこぼしていました。

Question

薬箱の営業マンが会社に対する愚痴をこぼしていました。超が付くほどの長時間労働。残業手当はなし。
休みは週１日。しかも休日出勤が多く月に１日か２日休める程度。
もちろん休日手当てはなし。
有給はあるけど全く取得できない。
葬式の時でさえ、休日に代わりに出勤するからということでやっとのことで休めた、というくらいのひどさです。
社長のワンマン経営で、誰も文句が言えず、訴えたら居場所がなくなっちゃうから
みんな我慢しているそうです。

聞いていて気の毒に思えたと同時に腹が立ってきました。
客である私が労働基準監督署に告発したら動いてくれるでしょうか。

下手なことをしてこの営業マンの立場を悪くしてしまうことは避けたいです。

Answer 1

まんまと泣き落とし戦術にはまってしまいましたね。

先方の本音は、「告発するより買ってくれ」です。
愚痴の内容自体はあながちウソでもないでしょう、でもそんなことはどうでもよくて、先方は愚痴でも何でも販促への口実にしてしまい、質問者さんはそれを真に受け憤慨するまでに、当人の営業に入れ込んでしまっているんです。

この先の来訪時には、健康食品、浄水器、各種保険・・・、多品目の勧誘攻勢が目に見えてます。果たして当人を買い支えられますか・・・？

Answer 2

刑事訴訟法239条1項
何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。

…一応、貴方にも告発できる権利はあります。しかしながら、第三者からの告発は、非常～～にハナシが遠いです。
もし私がその告発を受けた役人ならば、テキトーにあしらいます。

しかしながらですね。そんなことよりも一番の問題は、労働問題を解決するには当人の気迫が一番重要なんです。当人にその気迫が無い限り、労働問題なんて永遠に解決しません。断言します。

ニッポンのサラリーマンは一般に、正当な権利行使をすることや堂々と主張をすることができない、意気地なし、根性無し、臆病者です。
そんなもの、永遠に解決できません。当人にその気が無いんですから。
第三者が何をしてもムダです。

Answer 3

告発するのならば第三者の相談者さんでは実態がつかみにくいですから、やはり内部の誰かの協力が必要でしょう。
社長に指導が入れば、内通者はおのずと分かってしまいます。
社員さんの言う通り、「訴えたら居場所が無くなる（＝クビになる）」ですね。
こういう事ではクビに出来ないはずですが、居づらくなって辞めてしまうのが現状です。
改善にはひとりで立ち上がるのではなく、少なくとも同じ立場にある人が結束する事が大事だと思いますよ。
く