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自動車の整備工場で、いちいちトルクレンチで締めの確認をしているところは、素人集団ととらえていいですか? それとも、メーカーが定めた規程トルクでしっかりと締めていて素晴らしいプロ集団ですか?誰もトルクレンチに頼りすぎてて、手締めの精度が低いとか、トルクレンチも古く校正してないので毎回締め付けトルクが違うとか気にしてる人いない気がします。
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タイヤ屋とか量販店で見かける、ホイールナットをインパクトで締めた後に、トルクレンチかけてるのは、締めすぎててもわかんないだろ?って思います。 整備工場の場合、重要な部分はトルクランチ使うでしょう。品質のISOとかやってる店は、トルクレンチの校正、日常点検やってますよ。 だいたい、毎日さわってると、トルクレンチじゃなくても、扇の上をメモリが動くのが見えるような感覚があります。 プリセット型トルクレンチを毎日使ってると、だいたい音がするタイミングがわかるようになりますよ。熟練なら異常があれば気が付きます。なので、見習いでも熟練でも会社側が用意した道具を規定どおり使うのが素晴らしい集団だと思います。使ってっても正しい力点を押しているかは微妙ですが、10n・m~以上ならたいてい誤差の範囲かな。 ある会社は、プリセット型トルクレンチは一人のカートに4本会社が支給してましたね。
素晴らしいプロ集団はさておいて、たいていのところはトルクレンチを使うよう強要します。 規定トルクというのも、めんどくさい手順とともに強制します。 グリスを塗布する逆にしないなどで、ぜんぜん変わってきます。 手締めの精度が・・とかではなくて、手順を増やすことで何かすっぽかしてもフォローできるようなシステムにしているのです。 ですから、トルクレンチは実際使わなくてもいいのです。 客に作業風景を見せる、見えてしまう場合、トルクレンチを使っていれば新人メカでもちゃんとやってる風に見せることができます。 親方が手締めだけでやっていても、職人は手の感覚でいけるんだ。と思うでしょう。 当社の場合、新人がホイールを締めると、必ず先輩に確認してもらうようになっているのですが、先輩の作業中に新人が呼びに来て、当該車に連れて行きトルクレンチを先輩に手渡して、先輩の手でカチカチやって確認して下さい。と言う。それ、お前がやったあとだろ。俺が確かめる必要ある?と言えば、新人が先輩見といて下さい。と自分で再度カチカチやって見せる。 作業精度を高めるとは到底思えない、日勤教育と同じなのです。 新人にも先輩にも、めんどくさい儀式のようにして、どちらにも罰を与える。どちらにも責任を取らせる。中堅より下のものに責任を押し付けているのです。完成検査員やフロントが責任を取る。もちろん取るが日勤教育を課すのです。 次にはチェックカードを車にぶら下げるようになりました。 どんどんめんどくさくなっていきます。
ベテランのすし職人は、すし飯を計らなくても一貫のすし飯量は一定に出来る 同じようにベテランの整備士はトルクレンチが無くても規定トルクで締めることができるし トルクレンチが不調だったら、手の感覚で気が付きます ですが、整備工場という、お客様からお金をいただいて、法律に沿った整備をする上で、トルクレンチを使い、あとでクレームが付かないように気を付けるのは、商売人としてのプロです
なるほど:1
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