学芸員の採用試験に挑む人の9割くらいは本気で研究者として生きていく事しか考えていない人達です。 こういう人達は、他には大学の教員とかの採用試験にも挑みます。なので、本気でアカデミックの世界に進みたいと思うなら、持っていた方が就職先の幅は広がります。 学芸員の採用試験が難しいと言われているのは、そういうレベルの人達が争う場だからです。 教育に力を入れている自治体が運営している館なら、公立の小中高の教員から移動する事もあるので、資格を持っていても困る事は無いですが、持っていて役に立つ事もあまり無いです。
学芸員というのは実態は研究職ですので、資格を取得しただけではそもそも応募資格がありません。 正規採用を行う自治体は極めて少ないので、募集があると大学その他で研究を行っている方々が試験に殺到します。 さらに、応募資格には大学、大学院での研究分野が指定されかつ実績を証明するものがなければなりません。 昨年の西宮市での公募要項です https://www.nishi.or.jp/shisei/saiyo/shiken/kakonobosyu/kako_h30jissi.files/H31boshuyokogakugeiin.pdf 抜粋 ④ 古文書等日本近世史料の調査の実績(又は経験)がある人 ⑤ 一篇以上の古文書等日本近世史料調査報告書の執筆(共同・分担 執筆可)又は日本近世史学に関する論文等の執筆実績(卒業論文 等学位論文を含む)を有する人 結局験資格があるのは大学院を修了大学などで研究を続けていて、これ以外ですと考古学の場合は発掘調査の経験歴、そしてどんな分野でも自分の研究業績を証明する書籍、研究論文その他がある方だけです。 大学教員をやれるくらいの能力・専門性が必要です。中には講義や様々な文部科学省への報告が必要な大学教員より、学芸員として研究に打ち込みたいと考える方もいるほどです
こんにちは。 無理して取る必要はないものだろうとは思います。 資格なので、取れるなら取っておいてもいいのかもしれませんが。 芸は身を助く、といいます。先の回答者様のお知り合いのようなケースもあるようなので。 ただ、あなたが本気で学芸員として働く将来を思い描けていないのなら、無用の長物じゃないかな。 学芸員は狭き門だと思います。ただ、私は、学芸員は専門によって、だいぶその後の職に就ける度合いが違うんじゃないかな、と考えています。
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