薬剤師が常駐している

Question

薬剤師が常駐しているドラッグストアの店員が登録販売者の資格を取る意味って
ありますか？

Answer 1

販売に係わる店員の場合には、取るのが当然で採用・・・となるかと思います。

別の回答者に間違いがあります。
登録販売者は第一類医薬品を販売できません。「管理」できるだけです。

Answer 2

薬剤師がウンコと小便と食事に行っている間は、意味があると思います。

Answer 3

薬剤師を常駐させながら、登録販売者を「2年」ほどいっしょに働かせます。
すると、あら不思議。
その後、薬剤師不在でも、薬剤師しか売れない1類の大衆薬まで「売る」ことができます。（この項「」内間違い sorry 注1）

薬剤師を、お払い箱にして、1/2～1/4の人件費の登録販売者に置き換えます。
ドラッグストアを運営するコストが削減できます。
何もしなくても置き換えるだけで会社に利益を与えます。
1年間で100～400万円は浮くんじゃないですか？
薬剤師が常駐しなくても、１類以外の大衆薬の95％までは売ることができます。(注2）

店頭で接客もできず、損益計算や人事マネージメントのできない薬剤師は、もはや必要ありません。
米国では、薬剤師の社会的地位を評価される向きもありますが、医療保険のない米国社会では、低所得者が病院にいけなくて、仕方なく大衆薬に頼るという事情があります。
日本では、大衆薬で治らない病気であれば、病院に行けばよいのです。
病院に行くまでもない症状ならば、大衆薬で治せばいいです。
お客さんは、かつての薬剤師の勧めるままの薬ではなく、薬という商品そのものを選択判断して買うようになります。
雑誌や、クチコミ、web上で売れ筋の意見交換が消費者間で行われるようになるでしょう。
価格ＣＯＭで、ランキングやら、どれが安いとかわかる時代が来るでしょう。
消費者も、グルメのごとく薬に対して、目が肥えてくるのは間違いないと思います。

最近の厚生労働省の試算によると、2030年ごろには、ドラッグストア勤務予測60万人薬剤師の1/3は過剰になるとのことですが、そこは、お役所的なお約束の信頼できない予測。登録販売者の登場した影響をまったく考慮に入れていません。
したがって、過剰感は加速度的に前倒しになるでしょう。
この一年で、登録販売者は6万人になりました。この調子でいけば、5年後には、すべてとは言いませんが、薬剤師の代わりに登録販売者に置き換えることが可能です。
ちなみに、薬剤師は年間1万人ずつ増加傾向。

薬の販売といえども、大衆薬に限って言えば、取り扱えさえ守れば、特殊なものではありません。
さらに、ドラッグストア以外の新規参入組（スーパー、家電量販店、コンビニ）の販売チャネルの増加で、製薬会社の売上拡大のチャンスです。
この不景気のなか、成長が見込まれる数少ない分野です。
これらの一連の産業活動の過程で、コスト削減できた効果は、薬の安売りという方向に必然的に動きます。
それこそ、薬剤師の既得権益が、消費者に還元されるという喜ばしい流れになるのは、間違いないでしょう。

結論として、登録販売者の資格を取られるというのは、消費者利益にかなう意味があるといえます。
そもそも意味を問う前に、店員さんにとっては、その資格はドラッグストア勤務の必須要件になるのではないでしょうか？

他の方の指摘のとおりでした。登録販売者の試験に出でるかもしれませんね・・・
(注1）薬剤師が管理者である店舗等において薬剤師の管理及び指導の下で、登録販売者として一般薬の販売に関する業務を一定期間（３年程度）経験した者を管理者とすることができる。
（注2）1類も今後たくさん登場の見込みですが、経過を見てたちまち2類になっていくでしょう。販売において扱いの不便な1類から、簡易な2類への移行は、資本主義の自然な流れでしょう。

Answer 4

常駐といっても、休憩時間もありますし、薬剤師が休みの日もあります。また、ドラッグストアはほぼ年中無休ですので、週に77時間くらいは開いてますよね。それだと、常勤薬剤師一人ではカバーできません（一応、労働基準法で週40時間とかありますし）。コストがかかるので、常勤薬剤師2人置くドラッグストアはまずないでしょう。ですから、登録販売者と薬剤師の体制にするか、いっそのこと、第１類医薬品の取り扱いをやめれば、薬剤師を配置しなくても、登録販売者のみで第２類、第３類の医薬品は堂々と売れます。