教えて!しごとの先生
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先日、某造船所から内定をもらいました。

先日、某造船所から内定をもらいました。造船業界が斜陽産業であることは承知のうえで滑り止めとして受けたのですが、そこ以外から内定が出なかったのでその造船所に来年から勤めようと思います。 そこで、あまり良い噂を聞かない造船業界の良い所や悪い所、一般的な年収や今後について、数年後には生き残ってるであろう造船所など、内情について教えていただけると幸いです。 今のところは正直、第二新卒でまた頑張ろうかと思ってます。

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知恵袋ユーザーさん

回答(2件)

  • 私も来年から新卒で造船会社に勤めるものです。もしかしたらご一緒するかもしれませんね。 造船業界のいいとこ:とにかく大きなものを作れてやりがいを感じやすい。ロマンがある(人による)。人気のない業界なので(例えば自動車などと比べれば)同期のレベルが高すぎることもなく出世のチャンスあり?(←未熟者の勝手で失礼な偏見です)。転勤は少ない印象。 造船業界の悪いところ:残業は多めで基本給は少な目。好景気の波が極端に激しくボーナスの変動も大きい。勤務地が地方が多い。現場だと汚れたり危険が伴うことも。 年収(総合職のあくまで個人的な予想・イメージ) 三菱:800万前後 JMU:750万前後 住友・川重:700~750万前後 三井E&S:700弱 他(今治、新来島、大島、常石、名村、内海など):500~600万 ただこれは勤務地によって同じ給与でも生活の余裕は変わってくることに注意する必要があります。 どこが生き残れるかの見通しは国内組と海外組で違ってくると思います。 国内組ですと今治の建造力とJMUの技術力を発揮し、かつロット受注に対応できるようになったNSYが一番期待できると思います。あとは生産性の高い大島、PCCやケミカルタンカーに高い実績のある新来島くらいだと思います。内海は建造量は少ないもののRO-ROに強く、安定してるイメージがあります。 技術力の高い日本と言われていますがLNG焚き船では中韓との差別化を図れていません。しかし今後世界の環境規制に対する意識が変われば水素やアンモニア燃料船に関する技術で日本がリードし、中長期的にみてシェアを拡大させる可能性は否定できないと思います。先日、造船業を支援する法案が成立したこともありますし、なんとか期待したいところです。 海外組ですと常石が一番です。三井との提携もあって設計開発力が大幅にUPすると見込まれますし中国フィリピンに拠点を持つことで市況に柔軟に対応できます。東南アジアに新たに工場を建設することも(多分)考えていると思います。ただ海外転勤はほぼ確実にあります。 川重も中国に二つ合弁会社を持ち、今後はそちらにシフトしていくのではないでしょうか。 こんなもんでしょうか。 私はどうしても船が作りたいという思いから造船会社への就職を決めましたがそれでも将来のことを考えると不安にならざるを得ませんでした。お気持ちは痛いほどに分かります。 造船業界の研究には「ことへいのお部屋」というブログをお勧めします。この方はTwitterで質問箱を開設していますし内情は聞けずとも参考になる意見を頂けることと思います。

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