日給月給制と月給制の違いが、よくわかりません？日給月給の場合は正月やＧＷなどが、ある月は給料が少なくなるのでしょうか？

Question

日給月給制と月給制の違いが、よくわかりません？日給月給の場合は正月やＧＷなどが、ある月は給料が少なくなるのでしょうか？

Answer 1

○完全月給制
実際に出勤した日数に係わらず、毎月の給与額が固定されている制度。
遅刻や欠勤しても、その分を給与から差し引かれる事はありません。
大手企業、管理職以上の職位の人に適用されている事が多い。
普通の平社員に適用している会社は少数派だと思います。

○月給日給制（もしくは日給月給制と呼ぶ場合もあり）
毎月の給与額は固定だが、勤怠状況によって差し引かれる事があります。
遅刻や欠勤をすると、定められた計算式によって一定額が給与から引かれます。
通常の出勤日の増減で給与額が変動する事はありません。
つまり連休があって実際の出勤日が減っても給与は減りません。
恐らく、正社員ではもっとも主流派の賃金制度だと思います。
あと管理監督責任者でこの制度なら、違法の可能性が高いです。
管理監督責任者なら完全月給制であるべきです。

○月払いの日給制（これも日給月給制と呼ぶ場合があるが本来は正しく無い）
毎月の出勤日数の増減によって、給与額が変動する制度。
一見すると月給制だが実態は日給制であり、給与の支払いが月に一度というだけ。
当然、遅刻や欠勤によって給与額から一定の金額が差し引かれます。
連休の多い月は給与額が大幅に減る為、不安定な賃金制度だといえます。
主に中小零細企業や、非正規雇用に適用者が多いです。