高校の物理化学数学は日常的な生活や業務の中でも役立って来ました。 理数に限らずおそらく高校の科目は古文や英語も含めて 理解していればかなりかなり役立つと思います。 物理式が適用できる場面は殆ど無いと思いますが、概念理解は役立ちます。 研究職となるともはや高校物理だけでは到底無理で、数値計算でしか解けなくなるレベル、大学院レベルの知識が必要になります。多変量解析とか、連続体解析などになります。 しかしメーカに就職すれば研究職ではなくとも大学に派遣されることは 結構あります。 臨床試験で大学病院のお世話になることもありますし、営業でも試薬を扱う場合には類似する薬の化学式の違い、効果や分量理解が必要で、Mol比なんかも頭に入れておく必要があります。結局そういうことを苦労なく頭に入れられる人は、どんな会社、どんな職場にいても仕事ができるということであって、人生の選択肢が増えると云うことではないでしょうか。 また公務員関連に転職する際の試験では必ずと言って良いほど物理や化学の問題が出題されます。 逆の面もあって、企業の中の常識が高校の物理とかけ離れていることもあって、専門馬鹿もたくさんいることに気づいたりもします。かけ離れているのは、いろんな前提や制約条件があるためですが、企業の枠の中にいると当たり前すぎて気づかずに、とんでもないことを言い出す人に時々遭遇したりします。
世の中、研究職の人はそこそこいるし、そうでなくても、理系であれば、専門的な知識を求められることはあります。 日常生活でも、ちゃんとした知識があれば、胡散臭い商品を買ってしまう失敗が防げますね。
プラスチックの研究を会社でしていました。 大学での物理化学の粘弾性の授業の内容では、全然刃が立ちません。 入社してから、必死に勉強し、高分子学会、成形加工学会などにも出席し勉強してきました。 プラスチックを買って、加工する会社の現場の人でもそのような知識がないと、成形不良対策はできませんし、文系の営業でも、入口程度の知識がないと、自社製品の特長が説明できません。 営業は、特徴を言って、客が食いっいてきたら、研究が出て行って詳しく説明するので入口程度の知識は必要です。
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