解決済み
幼少期からものづくりの大好きだった息子が自動車整備士か機械をいじる仕事がしたいとの夢をもって今年、公立工業高校の機械科に進学しました。 私立の自動車工業科に進学し自動車整備士3級の資格を取ると言う選択肢もありましたが、当時はまだ整備士1つに絞れず、より高い技術を学び、機械のいろんな資格が取れるからと現在公立に通っています。 1回目、2回目の進路希望は現在卒業後は自動車整備士希望で選択していますが、整備士の資格は高校では取れません。 でも、多分整備士は資格がないと仕事には着けませんよね? 【現時点での息子の希望】 ・卒業後は早く就職したい。 ・できれば自動車整備士になりたい(エンジンが大好き。でも電気自動車は嫌い) ・機械をいじる仕事に就く事だけはゆずれない ・大学進学は今の所、希望職種に有利になるなら行ってもいいが出来れば早く就職したい。 今の所、成績は機械科80人中5位前後をキープ。大学に行くなら進路変更可能な順位ではありますが、変更するなら早めにと言われています。 ただ、英語が大の苦手でぎり平均レベル。数学は大好きで常に満点に近い点数。国語は文章力はありますが苦手意識があります。 来週中に3回目の進路希望を出さなくてはなりません。 親として気になっているのはこのまま整備士を希望して資格も無しに自動車整備の仕事に就くことが可能なのかという事と、大きい機械に携われる職種として他のどのようなものがあるかです。 製造ラインなどの組み立て系の職種は本人は希望していません。 コロナの関係でまだ授業参観も1度も無い状況な上、担任は今年赴任してきた物理の教諭。先生との関りも無く情報が欲しいです。 ご存じの方がいらっしゃいましたら色々教えて頂けると有難いです。 宜しくお願い致します。
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ではマシニンゲセンタのオペレーターはいかがでしょうか? 機械科の息子さんなら知ってるはずです。 学歴は要りません、腕一本の職人の世界です。 腕が良ければ、それだけ給与も比例して上がる業種です。 車は働きながらでも資格を取ることは可能ですが、現在のディーラーは専門校ないし、短期大学の工学科を出た人ばかりで国家2級資格者で占められてます。 町の整備工場なら無資格で入社は可能でしょうが、福利厚生ではディーラーと段違いです。 車は趣味ではいけませんか? 実は息子が上記のマシニングセンタで働いてます。 全くの経験無しで入社しました。それも普通科卒です。 要はやる気と根気と集中力さえあれば続けられる仕事です。 息子も中学1年のころから電子工作にはまり、電子機器(ICチップやトランジスタなどハンダ付けして組み立ててました) 趣味は車いじりです。 86に乗ってますが、エアロパーツからディスクブレーキ、サス、水温系・油圧系、馬力アップなど改造しまくりで楽しんでます。 86に限っては下手なプロより詳しい。 しかし本職には負けます。 車のプロは全車種に通じてなくてはなりません。 どころか、他のメーカーも見ます(下取りに出される他社メーカーの車を、自分の所の中古車部門で売るため完全整備してます) 好きなことを仕事に選ぶと大概は失敗します。 仕事でミスは付き物ですが、ミスすることで好きが嫌いに変化します。 いくら好きと言っても毎日・毎日車ばかり見てると飽きてきます。 休日くらいは車はを見たくもない人が多い。 ではどう言った方が整備業界で成功するのか? それは得意と思ってる方です。 好きでも嫌いでもないのに、やらせたら他人に負けないとか。 苦痛に思わないのが秘訣なんでしょうか。 誰でも何かしらの得意分野は持ってます。 本来はそれを職業とすべしなんですが、気付かずに他に就職して挫折する。 さらに得意な人でも負けるのは、それを更に楽しんで行ってる人ですね。 好き> 得意 > 楽しんでる 息子さんはどれに当てはまるのでしょうか? 好きこそ物の上手なれと言いますが、下手な横好きとも言います。 好きという言葉は気をつけたほうが良いでしょう。
なるほど:2
周りに専門卒・高専卒・大学学部卒・大学院修士在籍中の知人がいます。正直なところ、大学学部卒の理系求人は管理や設計などのデスクに回されることも多いようです。加えて、実業高校内では点数が良くても、全国の模試になると一気に難易度が上がり、思い通りにいかないことも多々あります。進学校の方が実績を上げようと熱を入れて指導しますから。 メーカーになると大学院修士レベルを求められることもザラですし、本当にずっと機械を弄りたいならば、敢えて専門学校に行く方が現場にいられるように感じます。 やはり高卒より専門卒の方が待遇も上回りますし、このご時世、最大手のトヨタでさえ「終身雇用は難しい」と言う時代ですから、いつまで勤務先が続くかも分かりません。加えて、現代の車は電子制御の塊です。点検ひとつにも診断機を用いる必要があり、旧来の工場では対応し切れないことも考えられます。実際に、自動ブレーキ搭載車の窓ガラスを変えるだけでも専門機器による調整が必要になりつつあります。それを踏まえると、丁稚的な学び方よりは学校で学んだ方が、今後生き残る可能性が高いかと思います。
なるほど:1
20年程、この業界におります。 以下、息子様の夢を砕くような話になりますので「読まない」という選択肢もございますので、ご判断はお任せします。 また、一般的な整備士の話を対象にしておりますので、輸入車専門、重機専門、レース参戦、カスタムショップなどの特殊技能を持つ方は話の対象外となります。 私自身、諸事情により大学卒業後に民間の整備工場に勤め、整備振興会という団体を経由して、3級、2級を取得しました。 小規模ではありますが、現在は経営する側です。 会社自体は安定しておりますが「整備部門は赤字」です。 車両販売、ネットによるパーツ販売などの売り上げ、特にネットの方は年々伸びており、そちらの利益が整備部門の赤字をカバーしている状況です。 ネット担当者1人で整備士3人分の利益をあげるイメージです。 異論はあると思いますが、今の時代「一般的な整備の仕事」は儲かりません。 昔のように利益率の高い修理は猛スピードで減少し、稼げる仕事が次々に飛び込んでくる時代は終わりました。 格安車検店の登場、ネットによる格安タイヤ、格安バッテリーなどの流通、整備市場には悪条件が増え続けています。 業界の代表的存在であるカーディーラーが「顧客囲い込み戦略」を必死に加速させる姿を見れば、今後の自動車業界が危機的状況であることは容易に推測できます。 そんな中、今の時代の整備士は技術だけでなく、お客様との対話力、次回の入庫に向けた提案力、お客様にご指名いただけるような人柄、清潔感、多くの能力を要求されます。 技術があるだけでは使い物になりません。 技術以外に知識と教養が求められています。 「低所得の割に高い能力を求められる過酷な環境!」という整備士の嘆きが聞こえてくるのもうなずけます。 以前に、自動車整備専門学校の校長の講演に足を運びましたが「30歳までに半分の卒業生が整備士を辞める」と言っていました。 もはや、整備士個人の問題というよりも、業界自体に問題があるのでは?という疑念さえ湧いてきます。 私にも質問者様と同じくらいの息子がおりますが、進学校に入り、順当に大学を目指しています。 間違っても、整備士の道を歩ませることはありません。 自動車業界で目指すのならば「自動運転、電気自動車、燃料電池車、それらのインフラ関連」に関わる開発や研究などは面白いかもしれません。 縮小を続ける国内需要にとどまらず、成長著しい海外のマーケットを相手に活躍できる可能性を秘めています。 他の回答者様からも「整備士は薄給で生活するのがやっと」というような言葉が出ておりますが、その通りです。 ディーラーの一部の整備士は「年収500~800万円」に到達するそうですが、 そこにたどり着くまでの労力とその所得が見合うものなのか、私にはわかりません。 一般的な整備士は「年収300万円~」が大多数だと思います。 誰しもが、過酷な努力の先に明るい未来を夢見ます。 息子様にとっての明るい未来はなんでしょうか。 機械をいじり続けることでしょうか。 それは整備士という仕事に就かないといけないことなのでしょうか。 人生の先輩として、息子様の未来が上向くようなアドバイスができるとよいですね。
なるほど:2
すぐに就職したいとありましたので、経済的な面もあるのかと考えましたが、大学も視野に入れていることから4年制の専門大学校でも大丈夫と判断しました。 86に興味があるなら、トヨタ自動車大学校の国家資格一級コースをお勧めします。 入学者は工普通科卒や一旦社会人になって勉強し直すため入学する方もおり、年齢もマチマチです。 ズブの素人を教えるカリキュラムですから、普通科の方でも難なく勉強出来る環境です。 もちろん工業高校自動車科卒なら優位性はあります。 ただし最初の半年だけです。知ってることが多いのか胡坐をかいて、偏差値の高い普通科の人に抜かれるパターンが多いですね。 国家資格一級コースをお勧めしますと言いました。 よく質問に出て来るのは、 「1級自動車整備士資格は出来れば取得したほうが良いですか? 1級保持者でないと出来ない作業がこれから出てくるのでしょうか? 」 「特定整備制度」が2020年4月から施行されました。 この制度によって「国家一級整備士」または「定められた講習修了者」のみ扱うことが出来ます。 国家二級でも「定められた講習修了者」であれば大丈夫ですが手間と時間がかかります。 国家一級と二級の違いについて、 入社してもやる仕事は一級者と二級者に違いはありません。 3年間は下働きと思って下さい。車検・点検・洗車・雑用などがメインで、重整備などはベテランしかさせてもらえません。 だから給与も同じです。 では国家一級の強みとメリットは何でしょうか。 2年分の知識量の差ですか。 しかしこの2年分の知識は毎日の業務の中ではあまり必要とされません。 国家一級と言えど、新卒が現場で即通用するほど甘くはありません。 ただ単に資格を得ただけで、実地での業務が完璧に出来るはずも無い。 よく例に出るのが自動車の免許です。 免許資格を取ったはいいが車の運転が初めから上手い人などいないでしょう。 おっかなびっくりでバック駐車や車線変更、右折など慣れるまでに時間がかかります。 それと同じです。 むしろ「国家一級の癖にこんな事も知らないのか」など、言われて当然のような暴言もあります。 3年間は下働きと言いましたが、ルーティンワークの毎日では宝の持ち腐れです。下手をすると頭でっかちで、現場仕事では二級者に負ける人もいますし、段取りが悪く、使い物にならない人も結構います。 ギリギリで国家一級に受かった人が多いですね。 胡坐をかいてるとこうなります。 トヨタディーラーでは、国家一級の強みが発揮出来るのは、まず初めは「トヨタ技術検定資格試験」です。 Tにはトヨタ検定〇級があります。 下からT検定3級→ T検定2級→ T検定1級→ TOP CREW(トップクルー) 大体は25歳くらいでT検定1級資格試験の権利がもらえます。 国家一級の強みは、T検定1級試験内容と非常に似通ってるところです。 7割方が共通した問題です。試験には滅法強いのは確かです。 合格率は20%くらいです(5000人受けて1000人合格) 販社によりけりですがT検定1級の取得者の割合は30~60%くらいです。 平均して50%(メカニックの半分はトヨタ検定1級保持者です) T検定1級を取得して初めて一人前と認められます。 実は 国家資格一級はTではあまり注目されません。 社会に出てから取得する人もほとんどいません。 Tディーラーでは国家資格よりメーカー資格に重きをおいているからです。 トヨタディーラーではT技術検定資格以外にも取得すべきメーカー資格が他に二つあります。 ・技術検定エスティメーション1~3級 お客様が事故を起こした場合の事故対応や受付、ボデー修理の見積りを正確に立てるために必要な技術や知識を習得するため、トヨタ自動車が設けた認定制度です。 ・トヨタ業務認定A~D級 ご来店のお客様へ社会人として一般的な対応ができるか、社会人としてのマナーを備えているか、職場で業務を進める上でのコミュニケーション能力などが求められます。簡単に言えばフロント業務の試験です。 実はこの業務認定試験が一番難しい。 T技術検定1級の合格率は20%で取得率は50%に対し、業務認定A級は合格率5%、取得率15%の狭き門です。 将来、メカニックから昇格してフロントに行くパターンが出世コースですが、業務認定A級の方が選ばれます。 皆さん勘違いされますが、フロントと営業は違います。 フロントは、来店したお客様の最初の対応をするスタッフで、そのお店の顔とも言える存在です。 サービスフロントは接客しますが、基本的に自動車の販売商談はせず、来店してくれたお客様の受付をして、修理するなら整備士にお願いをし、自動車販売するのなら営業にお願いします。販売ではなく受付としての仕事になるお店が多いので、来店したお客様に対して一番最初に対応する仕事と覚えておきましょう。 フロントはお客様との最初の接点を持つ仕事になるので、様々な目的のお客様にすみやかに対応できるように自動車整備や販売に関する豊富な知識が必要です。 いかがでしょうか? トヨタでは以上のような資格試験が待ったなしであり、等級もA~D級、1~4級などランクがあり、1ランク上げる都度に試験があります。 つまり、いつも勉強し続けなければならない。 トヨタにおいては国家一級より、社内資格の等級を上げる方が昇格・昇給の対象になるため、そちらに必死です。 国家一級のメリットは、これらの学科試験に強い(試験慣れしてる)ことでしょうか。 あとは名刺には資格(国家・社内)が掲載されますが以下の名刺内容ならお客様はどちらが上と見るかです。 ・国家資格一級整備士 ・トヨタ技術検定2級 ・国家資格二級整備士 ・トヨタ技術検定1級 社内的には後者ですが、お客様は前者です。 国家の強みですよね。 現場は完全な実力主義です、資格ばかり上でも現場で使い物にならない事ほどツライことはありません。 看板倒れになってしまい逆効果を招きます。 国家資格は高くても社内資格が低いままだと蔑まれます。 国家資格、社内資格ともに一番上のランクを目指すことです。 次の行動は全国技術コンクールに出場選手として選ばれることです。 2年に一回行われます。地区大会を突破するだけでも大変ですが、全国大会行きを決めたら一躍有名になります 。 一般的な整備士として出世する方は、30歳前後で工場長になり、30代半ば~後半でフロント→副店長→店長→本部へ栄転の筋書きになります。 他によく質問が上げられるのが、 >整備士はあまり給料が良くないことです、ネットで調べても信憑性がないので・・・ これは当たってもいるし、当たってもいません。 信憑性がないと言われるのも、実はブラックと言われる販社もあれば、優良と呼ばれる販社もあり情報が錯綜してしまい、噂だけが一人歩きしているからです。 特に悪い噂は広まりやすく、良い噂は広まりにくい傾向です。 トヨタディーラーと一口に言っても販売チャネルは大きく4つに分類されてます。 ・トヨタ店 ・トヨペット店 ・カローラ店 ・ネッツ店 しかしこの5月からどのチャネルでもすべての車種が取り扱えるようになりましたから、もうチャネルの名も意味を成しませんが。 一般的にクラウンなど高級車種を扱うチャネルは給与が高い傾向にあるとみられましたが、この神話もなしです。 皆、同じ土俵に立ちます。 そして、これは他社メーカーのディーラーにも言えることですが、販売会社が違うだけで給与・福利厚生すべてに差異があるということ。 例えば、同じトヨタカローラの看板を出してるから待遇も環境も給与も同じくらいだろうは危険です。 トヨタカローラ埼玉とトヨタカローラ新埼玉、一見して同じ企業に思えてしまいますが、実際はまったくの別会社です。 当然ながら資本金や従業員数、年収なども別物です。 ここらを同じだろうと勘違いし、どちらが有利かを禄にリサーチせず入社を決めてしまうと痛い目に合います。 だから入社前のリサーチが勉強以上に大事と言われる所以です。 入社に当たっては徹底的にリサーチして下さい。 ネットでの口コミサイトもあります。 信憑性が疑われてますが参考程度に見るならどうぞ。 ・カイシャの評判 ・OpenWork(オープンワーク)などが有名です。 入社にあたってよくある考えは、 ・家から近い(通勤が楽で家賃もかからず経済的だ、一人暮らしだと最低でも10万以上は生活費にかかる) ・同じ看板を掲げてるから、皆同じ給与体系と勘違いしてる。 ・家の車が代々お世話になって馴染みがあった。 ・学校の紹介で。 とあまり深く考えません。 ポイントは、 ・労働組合がある。 ・研修制度がしっかりしてる(例えばTではトヨタ検定試験1級者の取得率は約50%ですが、これ以下の所は研修に力を入れておらず、技術力に難があると想定されます) ・全国技術コンクール出場の常連社(2年に一度あり、オリンピックの感じに似てます、会社の宣伝文句抜群ですから各社とも力を入れてます) ・残業代が確実に出る。 ・ノルマ達世時の奨励金が出る(車検・点検件数を達成すれば月2~3万出ます) ・メカニックの手がキレイ(事前、事後の説明時に手を見れば一目瞭然)汚いところは総じて仕事もいい加減なところが多く、よってブラック体質化してる、だから新人さんが入社を決めるポイントにもなってます。 論点がずれてる点、お許し下さい 長文・乱文失礼しました。
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