JIS Z9020-2:2016 (ISO 7870-2:2013)では、付属書Bで1950年代から一般的に使用されている判定ルールの一つは、ウェスタン・エレクトリック社のルールまたはAT&T社のルールとして知られている異常判定ルールであるとして、次の8つの標準的な異常判定ルールを示しています。 ・ゾーンAを超えた一つの点 ・中心線の片側上のゾーンCの中で又はそれを超えて、一列になった9点 ・一列になって上下方向に増加又は減少する6点 ・一列になって交互に上下する14点 ・中心線の片側上のゾーンAの中で又はそれを超えて一列になった3つのうち2つの点 ・中心線の片側上のゾーンBの中で又はそれを超えて一列になった5つのうち4つの点 ・中心線の上下のゾーンCの中で一列になった15点 ・中心線の両側上で一列になった8つの点で、ゾーンCに点はない となっています。 この判定ルールに従うなら、 イは、ゾーンAを超えた一つの点 ウは、中心線の上下のゾーンCの中で一列になった15点 があるため、それぞれ異常です。 したがって正常なのは、残る「ア」だといえます。
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