海技士に関する幅広いご相談をお受けしている者です。 もしかして、日本海〇事業株式会社様ではないでしょうか??? 大手の調査船会社で有名な企業で、JAMSTEC(海洋研究開発機構)という 国の大きな機関があり、そこから調査船の運航委託を受けている会社です。 私も学生時代は、大変調査船に興味があり、航海士志望で受験したことがあります。 日本海洋事業さんのホームページは以下のリンクよりご確認ください。 http://www.nmeweb.jp/ ご覧の通り、「かいめい」「よこすか」など様々な調査船を運航しています。 あの有名な「しんかい6500」も、 この会社が委託されて運航管理しているんですよ! 〇地震の研究のための海底の調査 〇レアメタル、メタンハイドレートなどの海底資源の調査 〇深海生物の探査 などなど、海底・深海の研究、調査を行う船舶や、ROV、海底地震計など様々な探査機器を運航管理しています。 なので、貨物船と違った、とても特殊な経験が出来ます。 貨物船との違いを以下に挙げますと・・・ 〇様々な人が乗船している事 →研究や、調査を行う船ですから、当然ながら、船員以外にも、専門の研究員の方や、大学の学生さんなど、研究調査に係る専門チームの方が乗船されています。その為、中には、2人部屋などといった船も存在します。(乗船される研究員さんは、研究プロジェクトによって様々です。) ですが、こうした色んな方と出会いがあるのは、調査船の魅力と言えるでしょう。 〇色んな部屋が沢山ある。 →貨物船であれば、各部屋と食堂、娯楽室 or トレーニングルームくらいで、それ以外の部屋はあまり無いと思いますが、調査船は、研究をする為に必要な「研究室」や、その他、採取したものを調査するための実験室などなど、たくさんの部屋があります。そのため、あまり生活空間は、決して広いものではありません。研究に必要とされるスペースで、多くが占めています。(もちろん、なるだけ快適な生活を送るための工夫はしてあります。) 〇色んな探査機器が甲板上にある。 →貨物船に乗っていては、絶対に見たことがない特殊な探査機器や、計器類が沢山あります。そういった物が見れるのは、調査船ならではの魅力かもしれませんね! 甲板員として就職された場合、こうした探査機器の運び作業や、準備作業、調査に関する作業など、貨物船とは大きく異なる、特殊な作業に従事することが多くなります。いわゆる、研究員さん達の、研究のお手伝いをすると思ってください。(専門知識を必要としない作業) 〇色んな海域にいける →調査船は、貨物船と違い、岸壁について荷役をする事がまずありません。研究・調査のために、長い間、沖に居る事が多い船です(乗組員・研究員の休息のため、定期的な寄港(上陸)はあります)。ですから、貨物船では行かないような、特殊な海域(例えば南極、マリアナ海溝など)に行ったり、世界一周航海をしたりなど、特殊な動きをします。この点も、調査船ならではの魅力と言えるでしょう。 長くなりましたが、調査船について、大まかにお話を致しました。 私個人的には、大変と感じる事もある一方で、色んな楽しみや、刺激、ワクワクがある船ですね!! その他、ご質問や、不安な点等ありましたらお待ちしております。
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