こんにちは,診療情報管理士を昨年度取得しております. この資格は実は,医療事務系なら最も難易度が高い資格です. (難易度を上げてるのは単純に試験だけじゃないですが...) まず,この試験は受験資格が必要です. 受験資格は認定された大学・専門学校か2年間の通信教育を経て得られます. 通信教育のお値段は2年間で20万円と高めです.ですので独学という選択肢は現状なく,受験資格を得るハードルが少し高いことが難点です. 知識面についてですが,試験は基礎科目(医学知識)・専門科目・ICDコーディングの3科目です.厳しいところですが,ICD以外の科目は暗記がメインです. 診療録の管理やデータ分析などの仕事がメインなので,カルテが読める必要があります.そのため,看護師の国家試験ほどではないですがそれなりの医学知識を要求されます.本試験で落ちる人の大体は基礎科目で落ちるともいわれています... 専門科目は医療制度や医療統計,病院関係の話題から出題されます.こちらも暗記がメインになります.ただ,この科目は実務に関する話題が多いため,意外と楽しかったりします. ですので,暗記メインの資格ではありますが,最短でも2年間時間はあるので,コツコツやれれば大丈夫ですよ. またもう一つ仰られてる計算(医療統計)については出題割合が少ないので,暗記でカバーできるのであれば(ある程度)避けて通れます. また教材は通信教育を受ける際購入します.本試験もそこから出題されます.ただ,医学知識に関しては看護学生向けの入門書がたくさん出てますので,そちらを探してみるといいと思います.看護学生1~2年生向けの参考書などを調べてみるといい教材がたくさん出てきます. https://www.medicmedia-kango.com/why/ 結局,出題範囲(通信教育でやる内容)は広いのですが,公式のテキストが詳しく書きすぎてる面もあります.びっくりするぐらい分厚いです.そのため優しめの教材を購入し,”どこが大事か”というのが他の教材から引っ張ってこれれば暗記する量も格段と減ります.(大事な部分が公式テキストだけじゃほぼ分からないんですよ笑) 正直取得するのはちょっと大変ですが,これから伸びる分野だと思います. (医療関係の人間ですので日々実感してます) 以上,ご参考にしていただければ幸いです.長文失礼しました.
なるほど:3
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