解決済み
株主資本の内訳について教えてください。 「株主資本=資本金+資本剰余金+利益剰余金+自己株式」であって、あくまで資本金の話だと思いますが、平成26年度秋の証券アナリスト試験で下記のような問題がありました。 なぜ当期純利益が株主資本に組み込まれるのですか? 問題 期首の株主資本は100であった。 下記のデータから期末の株主資本を算出せよ。 新株発行 30 社債の償還 35 当期純利益 20 利益準備金への繰入 2 剰余金の配当 18 その他有価証券評価差額金 △5 正解の解答 期首の株主資本100+新株の発行30+当期純利益20-剰余金の配当18=132 自分の解答 期首の株主資本100+新株の発行30=130
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「株主資本=資本金+資本剰余金+利益剰余金+自己株式」です。 資本金あるいは株主からの払込金は「資本金+資本剰余金」です。 なぜ、「株主資本=資本金+資本剰余金+利益剰余金+自己株式」と書いてあるのに、株主資本=資本金になってしまうのですか。 あなたの回答は「資本金+資本剰余金」です。利益剰余金が抜けています。
会社が本来どのようなものか理解する必要があります。 会社の設立は創業する人(投資家または株主)がお金を集めて会社を立ち上げる=資本金 から始まります。彼らがお金を出したので会社(資本金)は彼ら投資家(株主)のものです。 そして目的は株式会社というのは利益の追求ですので、集まった金で例えば工場を建て、材料を購入し、人を雇い、工場で商品を作り、販売して利益を得ようとします。 それらの活動を貸借対照表と損益計算書に記録するわけです。 さて、創業して一年が過ぎ決算を迎えました。売上から材料の購入費や人件費、工場の水道光熱費などを払ったところ利益(当期利益)が残りました。 その残ったお金(利益)は誰のものでしょうか?そう、そもそも会社は投資家のものなので残ったお金は全て投資家に帰属するのです。 そこで彼らは株主総会を開いて当期利益のうち幾らを自分たちに分け前として配当(剰余金の配当)し、幾らを会社に残すか(当期純利益ー剰余金の配当)を決めているわけです。 残した分は必然的に資本に組み入れられます。 従って、期中に新規増資がなければ、 期末資本=期首資本+当期純利益ー配当金
利益剰余金は、利益準備金、前期繰越利益剰余金、当期利益で構成されています。 配当金は、前期繰越利益剰余金と当期利益の中から支払われます。配当に伴う利益積立金は、前期繰越利益剰余金と当期利益の中から振替られるだけです。
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