独立行政法人国立病院機構に属する病院、県立、市立病院 の職員は「みなし公務員」になります。 厳密には公務員ではないので職員宿舎への入居も家賃が 取られます。 なぜ「みなし」とはいえ公務員扱いするかと言うと災害発生時 の派遣が比較的容易にできるようにするためです。 現在、医師を始め常勤勤務者が国家公務員なのは全国の 国立ハンセン病療養所と国立医療刑務所の常勤者です。 この場合はホンモノの国家公務員ですから官舎へ入居は無料 です。 また、看護師も国家公務員で災害発生時などは真っ先に派遣 されます。 近年では数年前の新型インフルエンザ騒ぎの時、成田空港の 検疫業務に国家公務員看護師は真っ先に派遣されました。 内容的には、お国のための出征と同じです。 普段、看護師には批判的な私もこの時ばかりは 「お国のための検疫業務、お疲れ様です!」 とさすがに敬礼まではしませんが、言葉をかけました。 相手の看護師は 「何だか出兵するみたいですねw」 と笑っていましたが、それと同義ですからね。
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