特別区の不当な採用方法について

Question

特別区の不当な採用方法について特別区に採用漏れしました。問い合わせをすると、私より公務員試験下位合格者が採用されていました。
不採用の理由については、採用活動にかかわることなので答えられないということでした。
地方公務員法によると「違法」ではないのですが、「不当」とは認められないでしょうか。また、憲法が定めている不合理な差別を受けない権利にも反していると思います。法律に詳しい方、似たような経験のある方、回答お願いします。

補足

似た例が兵庫県加西市であったので追記します。市長（任命権者）が自分の判断を混ぜて、試験順位に従わずに採用者を決定していました。議会は明らかに裁量権の濫用であるとして、不信任決議案を出しています。刑事事件としては不起訴だったようですが。

私の場合は、最終合格後に任命権者との面接があったので、やはり何らかの判断が入っていると思われます。

Answer 1

特別区とは地方自治法２８１条に定める都の区のことですよね？
特別区では聞いたことがありませんが、地方公共団体の採用においては不当と思われることがあるようです。
例えば、２００３年には千葉県流山市の職員選考において「市内在住者や市長の縁故者に大幅加点があった」ということが明るみに出て騒がれていました。
既にご存知かもしれませんが、こちらのページの「試験採用者の特色」をご参考まで。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%8B%99%E5%93%A1%E8%A9%A6%E9%A8%93
貴方の仰ることからだけでは、これに該当するかどうかは分かりませんが、その可能性は否定できません。
もちろん、正当に総合的な評価をした上で判断された可能性も否定できませんが。

「あなたが不当だと思うなら、断固たたかいましょうよ！」と言いたいところですが、貴方が今からでもその地方公共団体への採用を認めてもらいたいというのであれば、現実的にはなかなかに難しいです。
まず不当採用があった事実を証拠から証明しなければなりませんし、その上で、貴方の能力や人格などを不当に評価しなかったことも証明しなければなりません。
実際、似たような裁判も行われているようですし、もしかしたら勝訴した方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、裁判の結論がでるまでには相当の時間がかかりますし、お金だってかかります。
裁判で負ければ貴方のダメージは計り知れません。
和解して貴方を採用するということは、地方公共団体の立場上、その地方公共団体が自らの不当性を認めることですから、和解もないと思います。
そして、仮に不当であったことが認められてその職員になったとしても、そこの皆さんは貴方の行為を知っているわけで、良好な人間関係を構築する上でマイナスに働くのは想像に難くありません。
質問に答えておきながらこのような答えで大変申し訳なく思いますが、もうこのお話からは離れることが、貴方のためなのではないでしょうか。

Answer 2

困ったねえ。
ある中堅都市では、試験の上位１０名は採用しないそうだ。
いろいろあるんだろうけど・・・・・
上司より優秀な部下だと、上司が困るでしょ？

過去の優秀な物理学者や数学者にも多い。
先生に評価される学生は、所詮そのレベルなんだよ。
文部科学大臣賞かなんかの作文も、天才的とは言いがたい。
そんなのが高く評価されてるわけだ。

日本は上が下の従順を求めている。
個性と言いながら、上が求める従順でしかないしね。
理不尽だ。
理不尽を拒否して飢えるか、理不尽に乗って口に糊するか？

法律的には、難しいでしょうね。
私は憲法訴訟のことまでは良くわからんが。
無理が通れば道理が引っ込む。
いまの日本は、そういう状態になりつつある。