司法書士、社労士は、その独占業務の専門性が高く、その人数と案件数のバランスに基づく希少性の点で、市場的に、行書と比較して優位にあるからです。 行書は、形式的には業務範囲が広いわけですが、実際にその労力を報酬に反映でき得る現実的な業務範囲は実に狭く、人数が多いのにもかかわらず、その純粋な行書専門事案(統計に反映される収入のこと。後述)は、司法書士と社労士と比較するとあまりにも少ない。 また、行書の資格単独で生計を立てる有資格者(これらは許認可申請を主業務とする行政書士が多いと思われる)は、司法書士や社労士と比較して、あまりにも少ない。(行書のほとんどが税理士や土地家屋調査士、司法書士の兼業) 行書を兼業する他の有資格者は、本業の名義による収入で生計を立てているので、行書単独の収入は純粋には統計には反映されていないという面もあるはずです。実際には行書の資格に基づいて作成した文書を、主業務の付随業務としてたくさん作成しているわけですが、この報酬は、行書としては計上しておらず、本業の資格の肩書きで計上しているわけです。 私も他の資格を主業務としていますが、行書は、あくまで主業務を補助する役割としてしか機能していませんので、行書純粋の収入としてはおそらく年10万程度にしかならないかと思います。 ただ、この点は、主業務の資格の範囲でも作成できるものもあり(根拠が重複)、純粋な行書の収入の実体は、かなり複雑です。 意見は色々あるとしても、実務はそうなってしまっていますので、統計による収入に基づいて、「行書の収入と社労士の収入の差」に関する本当の実体は見えてこないかと思います。少なくとも、「行書」としての収入が低いということが統計的に反映されたことになるわけですが、既述の理由で、行書のみの収入ということで言えば、何も不思議なことではないかと思います。
なるほど:1
食えるか、食えないかは人によります。ラーメン屋を開業するのと同じだと思います。
私は両方持ってますが、ペーパーライセンスです。 私から見れば、どっこいどっこいだとおもいます。(一部を除いて食えない) まあ、社労士は一部の方が都心の一等地に事務所を構えて、相当羽振りがよいようですね。 もともと、行清書士の資格が分化して、社労士が誕生したので、やはり専門性があること が、違いでしょうか。 司法書士の資格は、合格率2%ぐらいじゃないですか。 高値の花と言えるでしょう。その安定性は、行書、社労とは比較にならないと思います。
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