鍼灸師、あんまマッサージ師、カイロプラクター、オステオパシーなどをされている方にご質問になります。

Question

鍼灸師、あんまマッサージ師、カイロプラクター、オステオパシーなどをされている方にご質問になります。施術方法として、あんまを学んでいなくても、オステオパシーや鍼灸だけでも、だいたいの症状を根本治療できる

根本治療できるポイントは施術者の問題解決能力

ということになりますでしょうか？

また、鍼灸やオステオパシーではなく、あんまで施術した方がいい症状は何かあったりしますでしょうか？

現在、カイロとオステオパシーを個人経営されている幼少時からの知り合いに弟子入りを考えています。
将来のために鍼灸の国家資格を取り、1年治療院で学べば、開業はできるようになる
と言われています。

問題解決能力や治療できる施術者になるため、
鍼灸学校に行きながら、休日にカイロの治療院で学びたいと考えています。

もし、宜しければ、
問題解決能力や治療技術を磨くため、こういう方法も良い
というものなど、何かあったりしますでしょうか？

Answer 1

どうも。

はっきり申し上げて、今のあん摩マッサージ指圧師課程では、あん摩は学べません。あまりにも教員の質が低すぎます。本当の意味での東洋医学としての按摩を知らない人が教えているのが現状です。ヨーロッパのマッサージと何が違うのか、それを説明できる教員はいません。

でも。本当に経絡や経穴を使って按摩をすると、思いもよらないものが治ったりすることもあります。

むしろ欧米のオステオパス（オステオパシー治療家）の方が東洋医学に詳しかったりします。某オステオパスがアメリカのセミナーで、気の感じ方などを学んできたそうです。日本ではそんなことをする学校あるでしょうか？

でも、あん摩マッサージ指圧師の免許を取得するには学校に行かなければならない。ですから、あん摩マッサージ指圧師に関しては、資格のためと割り切った方がいいようにも思います。

さて、カイロプラクティックは専門ではないのでわかりませんが、オステオパシーでは1年では無理です。あまりにも学ぶべき事が膨大です。鍼灸学校の解剖学では、オステオパシーをするには初歩的すぎます。また、1ミリにも満たないものを見分ける触診力が必要ですが、その訓練にも相当かかります。何年もしていてもオステオパシーの基本を理解していない人がたくさんいます。