編集者の仕事についてなのですが、編集者は中途採用が多いという話をよく聞きます。 そこでなのですが、あまり知名度のない出…

Question

編集者の仕事についてなのですが、編集者は中途採用が多いという話をよく聞きます。
そこでなのですが、あまり知名度のない出版社で働いていたとしても、結果を残せば中途で大手にいける可能性があるのですか？

私は、できるなら規模の大きい仕事がしたいと考えています。

Answer 1

可能性じたいはありますよ。同じこと考えてる中小出版社の社員さんが腐るほどいるので競争倍率は高いですけれども。

また、新卒に比べると待遇面でワリを食うのはある程度覚悟する必要があるでしょう。正社員じゃなく契約や業務委託ってことも往々にしてあるもんです。

規模の大きい会社を狙うならまず新卒採用を狙って就職試験を戦い抜き、それで全滅だったら中途採用に望みをかけるのが基本セオリーです。ご参考になれば。

Answer 2

規模の大きい仕事をしたいなら、まずは新卒採用で大手を目指してください。それが一番確実です。倍率はものすごく高いですが、「未経験の新卒を採用し、それなりの教育制度があり、そこそこの福利厚生と給与が約束される」のは、新卒で大手に採用された人の特権です。

もしそれでダメであれば、中小（時には零細）の編集プロダクションを狙ってください。基本は欠員募集で、経験者の中途採用と戦うことになりますが、「新卒の方が変なクセがついてない」「若い」という理由で、新卒有利になることもあります。

たとえ知名度がなくても、超有名な出版社から発注を受けていることもあります。編集プロダクションで大手出版社の仕事を担当し、「あなたにお願いしたい」とご指名を受けるレベルまで結果を残せば、運がよければ引き抜きという形で大手にいけるかもしれません。同じ事を考えている人間は山ほどいますので、激戦ではあります。

加えて「大手に行ける」といっても、大手が正社員として採用してくれるとは限りません。自分が担当だった仕事を抱えたまま、編集プロダクションを退職。独立して大手の専属編集者となり、フリーとしてやっていっている人間もいます。大手としても、自社の人間にするより、外部ブレーンとして留める方を好みます（経費的な問題も含め）。専属フリーランスや契約社員扱いになることも、往々にしてあります。「大手に行ける＝大手の正社員として引き抜かれる」であれば、もっと激戦になります。