解決済み
司法書士試験と不動産鑑定士試験とでは、 どちらが覚える量が多いでしょうか?司法書士試験は、 2、3年は暗記マシーンにならなければいけない、 という人もいますが、 不動産鑑定士試験は如何なることでしょうか??
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私はどちらも受験しましたが、暗記量という点では、不動産鑑定士の方が断トツに多いです。 司法書士も当然、暗記量は多いですが、暗記マシーンという程ではないです。 不動産鑑定士は、「不動産鑑定評価基準」というものを、それこそ一字一句暗記しなければならないので、まさにマシーンにならないといけません。また「行政法規」という科目もかなり暗記量は多いです。 その代り、「民法」「経済」「会計(財務諸表論)」などは、丸暗記ではなく、ロジカルなので、それほどつらくはないです。 司法書士の方は、手続き法なので、無味乾燥な暗記が多いのが辛いです。例えば、売買による所有権移転登記に必要な添付書類を覚えるとか。合格してしまえば、本を見れば一発でわかることを、ひたすら覚えていくのが辛かったです。 それと、実際の仕事ですが、司法書士はひたすら法務局に通う日々です。1件10万とかの仕事を数多くこなさなければ儲かりません。 一方、不動産鑑定士は、案件毎に対象不動産が異なり、実査も含め日本全国に出張ができますので、仕事としては面白いと思います。 ただ、儲かるかというとそうでもありません。 日本三大国家資格と呼ばれる程、難関な試験ですが、残念ながら、金銭的な報いは低いです。 もっとも、最近では、司法試験も会計士試験も、合格しても就職できないなど、サムライ資格が報われにくい世の中になっています。 おやじさんや、親戚の後を継げるなどの基盤がない限り、なかなか独立の目途も立ちません。 自己啓発にしてはどちらも難しい試験ですし、合格しても夢があまりないので、余程のモチベーションが必要です。 ちなみに、本気で集中してやればどちらも1-2年の勉強で合格できます。
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