「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」１９５４年初代ゴジラ面白い! こういう映画があるとは知らなかった だっ…

Question

「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃」１９５４年初代ゴジラ面白い! こういう映画があるとは知らなかった

だって、ゴジラだろう? どこがいいわけ?正義怪獣ゴジラという概念は存在しない。人間がゴジラに立ち向かい話だ

モスラはどうした。キングギドラはどうした。モスラは人間を守ってくれないのか? キングギドラをゴジラは倒してくれないのか?

いや、キングギドラは人間の味方なのだ。護国聖獣なのだ

過去のキングギドラの否定かよ ゴジラとキングギドラの立場が入れ替わったのだ。これは素晴らしいアイデアだ

そう。1本目のゴジラ以外の怪獣映画は全て無かったことになっている世界観だ

どういう世界観だよ

ゴジラが1回出現しているので、防衛軍が存在している。防衛軍はイージス艦やスホーイみたいな戦闘機を装備している

それで?

怪獣に対峙する、防衛軍の人間である父と、ジャーナリストの娘を軸にした映画なのだ

怪獣が軸じゃないの?

そうだ。映画の軸はあくまで父と娘にあるのだ。この父と娘がある意味で対立して和解する映画なのだ

じゃあ、怪獣の立場って?

巨大で恐ろしい驚異。まさに映像でもそう描かれている。進撃する怪獣よりも、怪獣が歩く振動に狼狽する人間の方が描かれる。そっちが主役だからだ

なんで? 怪獣映画が怪獣主役にしないの?

だって、観客は人間なんだぞ。怪獣を目撃してしまう人間に感情移入できる

な、なるほど

だから、モスラもキングギドラも日本を守る護国聖獣となって、本来の設定からは切り離されてしまうが、どうもこれは途中でメジャー怪獣に設定変更されたようで、本当は別の怪獣だったらしい

えー

でもね。モスラが出るとなぜか二人組の若い女性が見ていたり、ギドラが進化してキングギドラになる等、それなりにその怪獣らしさは出ていた

ははは

あとね。ラスト近くで、潜航艇のコクピットにそこにいないはずの娘がいるという描写は凄く良かったね

お化けかよ幽霊かよオカルトかよ

そこにいないはずの人が出てくるのは映画の定番演出だよ 娘の父親を気遣う心が現れたのだろうね

なるほど

ゴジラ映画はあまり見ていないが、これは面白いこういう映画はいいよ

単なる怪獣プロレスはダメでも怪獣という問題を人間が必死に解決する話はいいわけだね

金子監督の代表作となり怪獣映画の打ち切りのピンチを救った金子監督、入場者２８０万人とVSシリーズ並に引き戻した。日本版新ゴジラ映画の監督は金子監督にお願いしませんか？

補足

GMKゴジラはミレニアムシリーズでも番外編といわれています。大きさもDVD発売の時期から身長１２０ｍ体重２５万トンに変更されました。しかし公認記録にはなっていません。公認記録で一番巨大なゴジラは１０８，２mのハリウッド版ゴジラ２０１４で映画は５８０億円の大ヒットです。モスラやトトガメラやミレニアムゴジラは怪獣としては小さすぎる。

Answer 1

ゴジラオタクの寝言念仏は原点回帰と初ゴジ万歳、初ゴジ神～。
それによってプロデューサーをはじめとするクリエイターたちも思考停止してしまい、端からみたら表面的に同じことの繰り返し。
ギドラにモスラにメカゴジラ。
毎度おなじみ怪獣の設定をオタクレベルでちょちょいのちょいとアレンジして何度も何度も使い回し。
オタク客なんて見込めない昔の映像職人たちは子供や一般のお客さんたちにそっぽ向かれたら即、飯が食えなくなるから必死で知恵を出しあったし冒険もした。
今のクリエイターたちはオタクが多く、自分たちの間でしかわからない、流行らないものを作って満足している。
今はアタマ空っぽオタクたちが自分たちに媚び売るそれら「職人たちの仕事からの贋作」を見て「オマージュだ、素晴らしい」と声をあげるからクリエイターも昔ほど頭を悩ませない。
どんどん一般のお客さんたちに喜ばれる映画から遠ざかる。
ゴジラオタクたちは初代を錦の御旗にしてるだけ。

怪獣のサイズについて怪獣をでかくするなら、でかさをストーリーや絵としてどう活かす意味があるかが前提。
モスラとトトガメラはそのスケールダウンを絵的に活かせる演出が足りなかった。
フラバラやサンガイは従来の半分のサイズにダウンしたが、建物や地形などと上手く組み合わせて目の前に怪物が現れたら感じるであろうドキドキや恐怖を高度に演出していた。
それにスケールダウンによってミニチュアの演出はより高い精度、緻密な表現を要求されるプレッシャーを背負うことになる。
より手抜きのできない、誤魔化せない仕事をしなければならない。
それはセットだろうがCGだろうが関係ない。
繰り返すが、大事なのは怪獣映画としてどんな絵をお客さんに見せて楽しんでもらいたいのかという姿勢、センスだ。
それなしに闇雲にスケールアップだけ図るのは愚の骨頂。

マジレスしたらこういう回答です。
金子監督にとってはGMKは自身の職歴の中でもお祭り映画であって、あれ以上の、自分の規格外のゴジラ映画は撮れないでしょう。
GMKはもしも平成ガメラの監督がゴジラ撮ったら？という魔法が使えたが、その魔法の効力が一般のお客さんたちに通用するのは一回だけです。