解決済み
25歳から特別支援教員をめざすことについて。 現在、会社員の男です。これから特別支援教員を目指そうかと悩んでいます。教員免許は所持していません。 今後は会社員を辞め、大学の通信教育過程にて2年で小学校教員1種、特別支援教員1種の資格を取り、27歳で教採を受けようと考えています。全国どこでも行くつもりです。講師であってもお話があれば是非やりたいです。 大変厳しい道であり、免許はとれても、教採に合格することはかなり難しいという事はよく理解しています。 そこで質問です。 ①特別支援教員採用試験を30前後で受けるのは論外なのでしょうか。 ②活かせそうな会社で培ったスキル(営業ですが)はアピールにはならないのでしょうか。 ③もう夢は諦め、現実を生きるべきなのでしょうか。 忌憚ない回答を頂ければと思います。よろしくお願いします。
仰るように計画は大切ですね。経済面では向う三年間は学費を払っても生活可能と計算しています。ただ、もし落ち続けたら…と考えるとこれはもう計画は通用しない領域です。正直かなり恐ろしいと思います。ご意見ありがとうございます。
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25歳程度から免許取得を志し、30台で教採にチャレンジする人は、少なくありません。大都市圏の受験者を見ると1/4は20代後半から30台の人です。 そういう点から言うなら、①については別に「論外」とは思いません。 したがって、③については「やってみることは可能」という回答となります。 ただし、その前提が甘い、というか調査不足です。 >教育過程にて2年で小学校教員1種、特別支援教員1種の資格 ここが非現実的です。 【取得年限の問題】 まず、小学校全科1種を無免許状態から2年で取得することは不可能です。全国どんな大学(通信も含めて)でもそのような制度設計はしていません。2年で取得できるのは2種です。これはカリキュラム進行の問題ですから、自分で(勝手に)単位数を詰め込めば何とかなる、ということではないのです。 *よく通信大学と「連携」して2年で1種などと宣伝している専門学校がありますが、あれは特殊な事例(取ることもできなくはない)を一般化しているだけ ましてや併せて特別支援もとなれば、2年は絶対に不可能です。これは断言しても良い。現実的にはうまく大学編入ができ、よほどうまく行っても3年間はかかります。普通は教育実習2回と介護等体験を入れて4年かかります。 【学ぶ場所の問題】 小学校全科と特別支援の両方の免許が取れる大学は、私学にはほとんどありません。関東圏では1~2大学だけです。大学に入学(編入)という選択になると、国立=センター試験を受けるという話になります。 必然的に通信という選択になるだろうと思いますが、これまた両方の免許を並行して取得できる通信課程は全国でも数校しか有りません。また制度設計の問題は通信といえども同様ですから、免許取得だけを目指しても3年は必要です。 ところが、教職課程というのは、取得単位数の1/3程度はスクーリングが要求されます。小学校全科+特別支援の場合は、おそらく年間3週間程度×3年=18単位はスクーリングに通う必要が出るでしょう。これは介護等体験や教育実習を除いた話です。 選択肢が多様にあるなら自宅から通うことができる大学を選ぶこともできますが、あなたの場合それが難しい。 【費用の問題】 必然的に費用の問題が出てきます。通信の場合、教職課程を受講するためには ・正規入学or編入者(入学金+授業料が必要) であることが求められます。「必要な科目だけをつまみ食いする」科目等履修は認められません。そうしないと、教育実習に行かせてくれません。 その上で、教職課程は完全にオプション扱いで別途費用が必要となります。複数免許を取得すればその分が上積みされ、おそらく学費だけで年間4~50万程度は必要となるでしょう。 正規入学ということは、この費用(仮に全く単位が取れなくても)は、免許取得まで毎年かかるわけですから、取得年限が延びれば(通信の場合、計画通り行く人はほとんどいない)「×年数」となるわけです。 加えて、上述したスクーリングの問題が出てきます。仮に自宅から通えないとなれば往復の交通費+年間3週間分の宿泊費が必要になるわけです。 要するに単純に「○年分の学費」だけでは全く不足してしまうということです。そうなるとアルバイトをせざるを得ないわけですが、これがまたスクーリングや介護等体験、教育実習に足を引っ張られる。 以上のようなことを頭に入れ、学費以外の生活費の問題・自身の学力の問題、さらにいえば人生設計を検討した上で最終的な結論を出すべきだろうと思います。 だって、仮に30歳で免許が取得できたとして(それでも頑張った方だと思う)、それから採用試験でしょう? 一発で合格できる人は小学校でも4割を切っています。それから数年間不安定な生活をしていると30代半ばで「新卒」です。 社会保険や年金の問題、結婚・子育ての問題などまさに人生に関わる大きな問題です。単純に会社や業種を変わる「転職」とはわけが違います。
大学院で特別支援教育を専攻している者です。 結論から申し上げますと、十分可能であると思います。 というのも、今まで福祉関係の仕事をしてきて、教員免許を取得するために30歳で大学院に入学してきた後輩がいます。 他にも、社会人を経験してから入学してきた同期も複数名います(みんな、教員免許はもっていませんでした)。 彼らはみんな、これから教員採用試験を受験すると言っています。 なので、①に関しては論外ではないと私は思います。 ②に関しても、無駄にはならないと思います。 が、それをどこでアピールするのかが質問の文面からは読み取れませんでした。 教員採用試験でのアピールであれば、それを前面に出すのではなく、それを教育現場でどう生かすか、自分の学んできた専門性とどう関連付けるのかが重要かと思います。 ③に関しては、教師になりたい動機によると思います。 なぜ教師、なぜ特別支援学校なのか…。それが説明できることが大事だと思います。 もちろん、生活の見通しを持つことは前提条件ですが。 考えることはたくさんあると思いますが、落ち着いて自分なりの結論を出してください。 応援しています^^
私は30代で学校職員に転職し、その後勤労学生をしながらいくつかの免許を取りました。 特別支援学校教員の免許も持っており、今はその方向で挑戦しています。 ①自治体により年齢制限が違い、今では「50歳まで」「60歳未満まで」など制限を緩和している所も少なくありません。 ②それを「いかに教育活動に役立てるか」について、具体化する必要があると思います。 ③現実と向き合うもよし、教員を目指すことが自分の現実的な目標であるとして挑戦するもよし、といった所ではないでしょうか。但し、後になるほど「就職への敷居が上がる」ので、かなり腹をくくらないと路頭に迷いやすくなります。 補足について。 たしかに、落ち続けるのは大変で、私もそういう境遇にいますので、現実には学校に絞り込まず、他の職も含めて幅広く仕事と向き合うようにしています。 苦労したり挫折を味わった辛さは、そういう境遇に直面した者にしか分からないものです。 王道をぬくぬくと生きるのも一つの「生き方」ですが、試行錯誤し壁にぶつかりながら酸いも甘いも味わって生きるのも一つの「生き方」です。 遠回りしているようでも、実は随分あとになって「あの経験があったからこそ」という実感が持てるようになるもので、案外「無意味な過去は無い」と思いますね。 もちろん、その経験を正規採用に結び付けるのもまた、大きく険しい課題ではありますが。
すいません。質問者様の学歴を教えて貰えないでしょうか? 大卒の場合と高卒の場合とでは全然話が変わってきますので…。 他の方が言われているカリキュラムの件にもありますが、現行制度だと2年はかなり厳しい雰囲気は有ります。 まず小学校1種を取得するためには67単位が必要です。 また特別支援1種を取得するためには26単位が必要です。 合計で93単位が必要です。 また、それぞれの免許で"使いまわせる単位はありません"。 ちなみに大学は通常は124単位で卒業です。 つまり通学している学生でも1年31単位で卒業出来る計算ですが、93単位は通常でも3年分です。 かなり数字的には大変な数字だと思います。 また履修に関しては順番があります。 まず特別支援の免許は幼小中高の免許が取れないと取れません。 と言う訳で少なくても教育実習は小学校→特別支援の順になります。 ただし、実習の日程は選べません。日程重複の危険があります。 そうなるので通学制の学生達は3年生の時に小学校実習で4年生に特別支援実習です。 ただ偶然日程がかぶらない場合もあるので一か八かにかける手もありますが、かぶった時の被害は計り知れないのでやめた方が無難です。 また小学校の場合、教育実習後に教職実践演習の履修が必要ですが、こちらは4年次の後期が文部科学省より推奨されています。 推奨されてるだけなので4年次の前期にやっている学生も居ますが、4年次になるためには大学に編入してそこまで行かなければなりません。 1年次入学したら4年かかりますし、3年次編入しても2年はかかります。大学によっては進級するために卒業の必須科目を何科目か履修する必要が出て来ます。 と言う訳で、制度上は全て偶然うまくいけば2年でいける可能性はあります。 が、可能性であって、しかも偶然でしか達成できません。 基本は3年かかります。 ただし、前述のように特別支援の免許は小学校などを取ったあとでなければ取れないので、20代後半になって免許を取る人も結構居ます。 なので別にその辺は問題ないでしょう。 それよりも実績だと思います。 例えばですが各地の小学校などでは特別支援学級用の支援員とか、生活指導員などが配置されています。 これは教員免許を持っていなくてもなれる地域が結構あります。 可能であればこの辺で実績を積んでおくとアピールしやすいかも知れません。 会社での資格などは英語出来ますって事くらいしか中々アピールしづらいと思うので、何かしら実績が積めるのであれば積めた方が良いとは思いますよ。 ちなみに別件ですが、興味があったら特別支援学校教員資格認定試験も検討してみて下さい。 特別支援学校の自立活動の教員免許は大学で取る事は出来ません。 1年に1回やる筆記試験で合格したら取る事が出来る特殊な方式になっています。 なお、教員免許の種類が紛らわしいので注意ですが・・・ ・特別支援学校教諭免許 ・特別支援学校自立活動教諭免許 ・特別支援学校自立教科教諭免許 の3種類の免許があります。 特別支援学校教諭の方は、知的・肢体・病弱・視覚・聴覚の5領域で、幼小中高の免許が無ければ取れません。 採用されればクラスの担任として指導します。 自立活動教諭の方は、肢体・視覚・聴覚・言語の4領域で、基礎となる免許は不要で担任は持たずに障害への対応を専門にやります。 自立教科教諭の方は理療・理学療法・理容・特殊技芸などで、理療は医師免許、理学療法は理学療法士など、専門の国家資格などがある人だけが取る事が出来る免許です。 と言う訳で筆記試験で取る自立活動教諭に限り、今年受験して今年合格すれば1年で取れます。 東京都などでは自立活動教諭を毎年何人か採用しているので、試験を受験していれば今年に免許取得見込で採用試験を受ける事も出来ます。 免許も取れて採用試験も受かれば1年後には教員になれます。 最短の方法は当然これです。 また教員資格認定試験は教員採用試験より難しいと言われています。 理由はそもそも論で、教員としての実力があるけど免許を持っていない人に免許を授与するための制度なので、免許が取れるレベルであれば採用試験は突破できる実力がついているよって事です。 逆に言えば毎年全国で数十人しか合格出来ない試験でもあるので、1年で合格できる人は毎年全国で数人です。大半の人が何年も受ける事になるのでそれはそれです。 ちなみになんでこの方法をお勧めしているのかというと、最後の諦めの話です。 教員採用試験に仕事をしながら挑む事が出来る訳です。 全くかすりもしなかったら諦めましょう。合格してしまったりその周辺までいけるのであれば免許を必死に取得しましょう。 その辺の切り分けは出来ると思います。 1年間実験として時間が必要になってしまうので、可能であれば特別支援学校教員資格認定試験だけではなくて小学校教員資格認定試験も受験して両方の免許のレベルにチャレンジして見て欲しい所です。 その辺も含めて総合的に判断して下さいね。
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