解決済み
女性が造園業に就くことの厳しさについて教えて下さい。造園業への就職を検討中の、20代前半の女です。 業界に魅力を感じる一方でかなり不安があります。 私は一度企業の営業事務に就職したのですが、 ややこしい人間関係や謎の社会人ルールなどの会社体質に嫌悪感を抱き、すぐに辞めてしまいました。 就職口を探していたところ、造園業の、自然と向き合いながら芸術性を伴うという業務内容に魅力を感じるようになりました。 全くの未経験で、植物に関する知識もほとんどありません。握力も25キロ程度しかありません。体力は至って普通です。 ほんとうにやる気だけしかないのですが、どれだけのやる気があればやっていけるのかを考えてしまいます。 また、知り合いの造園技能士の方が大学の園芸学部で学んでいたにもかかわらず、勉強する事が山ほどあったと言うだけあり、求人に応募することすら引け目を感じてしまいます。 修行は厳しいですか? 相当の覚悟がいりますか? 応募する前にもっとこの仕事について詳しく知りたいです。 ぜひアドバイスを頂きたく思います。
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女性が造園業に就くことの厳しさについて教えて下さい。 修行は厳しいですか? 相当の覚悟がいりますか? とのご質問ですね。 わたしにわかる範囲で、正直に答えさせて頂きます。 まず、就職をお考えの職種についてですが、これは実際に鋏を持って樹木を切る植木職人あるいは庭師ということでよろしいでしょうか? であれば、植物に関する知識や特別な技能は、一切必要ありません。ご安心ください。ハナから「日本一の庭師になる!」だなんてことを目指していないかぎり、厳しい修行はありません。(そうした方々は、迷わず京都へ修行に行ってください) やる気と体力があれば十分。パティシエや美容師などの女性が目指す他業種の職人さんの修行と一緒です。造園に係わる知識や技能は「職に就いてから覚える」で十分。実際、昔わたしがついた親方はロクに木の名前もご存知でなかったくらいですから。(親方の名誉のためにいうと、腕前の方は、超一流でしたがね) 植木仕事のプロである以上、道理通り、作法通りに上手く出来てあたりまえ。同じ仕事をいかに人より早くできるか----それが職人としての腕の差(評価)になる、というのが親方の口癖でした。要は、段取り一番、(手配の)電話が二番、仕事をしていながら、常に次の作業の段取りを考えている要領の良さが職人としての勝負の分かれ道になります。 植木屋は、掃除屋と同じ。お客様のご要望に合わせて、庭を綺麗にしてさしあげる、その心がけが大事なだけです。ただし人間関係は重要で、特にあなたとお客様、あるいはあなたと親方との相性は大事で、これも他業種と同様ですね。 さて、あなた様の場合、問題となるのは、会社選びです。 一般に造園会社は、官公庁発注の公園や緑道などの建設工事(土木系)、民間企業発注の建物・住宅の外構植栽工事(建築系)、公園や施設、建物・住宅等の樹木の手入れ(維持・管理系)の三つの部門で成り立っています。 このうちあなたが目指される植木職人というのは、維持・管理系の仕事を担当することになります。 また造園業界というのは、大まかにいうと従業員数で百人規模の会社(大)がいくつかと、十数人程度の規模の会社が数百社(中)、十人以下の会社(小)が数万社という構成になっています。(正確な統計を取ったわけではないので、数値は概算です) 会社の規模に係わらず、植木職人の需要はあるのですが、通常(大)(中)の会社の場合、造園専門学科および農業系の学科を履修しているものを採用する場合がほとんどで、植木職人として採用するケースは、まずありません。あっても縁故採用になる場合が多いでしょう。履歴書持参の飛び込みで、御自分を売り込むテもあるのですが、この場合、大卒という学歴がかえってマイナスになりかねません。ちゃんとした会社であれば、賃金規定というものがあるがために、自社の職人に大卒の給与体系を適用する、などといった不合理が起きるからです。あるいは、前職の経歴を買われて「営業職としてなら、採用する」なんてことがありそうな気もします。 そうなると(小)規模の会社から選択せざるを得ず、よほどその会社の実態を見極めない限り、植木職人というより、タダの普通作業員(いわゆる土方)として働くことになりかねません。 この場合は(大)規模の造園会社の維持、管理系の仕事を専属で下請けしている会社を選ばれるといいでしょう。ただし、この場合でもハローワークなどに求人募集が出るよりも、縁故採用で済ませることが一般的のようです。 あるいは一般製造業でも、自社工場を持っている場合は、工場緑地の管理ということで、募集していることもありますし、官公庁でも、同様に公園の緑地管理などの作業員を募集している場合があります。造園業という言葉にとらわれずに職業選択の道はなるべく広く取っていた方が有利です。 せっかく「大学の園芸学部で学んでいた造園技能士の方」が知り合いにいらしゃるのですから、その方に就職先を世話してもらうのが一番良い方法と考えます。 あなたがいわゆる「自分探し」的な意味合いで、一時的にこの業界に身を置かれるおつもりならば、反対はしません。ただし給料は安いですよ。もちろん3Kの職場環境ですしね。 それよりあなたは一時期国立の看護大学に編入することを考えていらっしゃるような勉強熱心な方ですので、植木職人としてお金を貯めながら、造園専門学科のある大学や専門学校を目指されてはいかがでしょう? その方が、より現実的な道のように思えます。 また最近の造園業界は、土木・建築業界に押され気味の傾向にあるようです。近い将来、都市計画の一部としてしか生き残る道はないような気がしてなりません。ですからあらためて勉強しなおすのであれば、造園学科よりむしろ都市計画学科をお勧めします。
なるほど:3
造園で今年から働き始めた者です 就職する所によると思いますが僕の働いてる所は大変な仕事ばかりです 働き始めは全身筋肉痛でしたがだんだん体が慣れて来ました! 新入りが入るまで雑用(力仕事)させられるのかと思うと億劫で仕方ないですね(笑)
なるほど:2
自分も造園業ですが、高校を出て、造園の専門学校を出て、今は就職して元気に働いている女性も知っています。 造園と言っても、設計や外構や施工・管理まで幅が広いので、就職したところにもよります。 外で働くなら、バイトでもやってみるのが一番じゃないかな?高いところに登ったり、刃物などの工具を使って怪我をする心配があるから、そこは慎重に無理しないで注意すること。 あとトイレがないから、行く現場には事前に公園などトイレを借りられるところを調査することだね。職場の先輩によってはトイレひとつでうるさい人もいるからね。そういう会社へは行かないこと。俺なんか優しいからトイレは車で探してでも行ってきなってタイプなんだけどね。いいところがあるといいね。
なるほど:4
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