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精神科医について

精神科医について将来精神科医になりたいと考えています。「大体こんな仕事?」というのはイメージなんですが、患者さんの話を聞いて薬を出す他、精神科医はどのような仕事をするのでしょうか? 働く場所によっても仕事内容が違ったり必要とする技術が違うとかも聞いたことがあるんですが、場所によって必要な技術はどんなものなんですか? それと、まだ高校に通っていないのですが、そういう専門学校というのはあるんでしょうか?調べた限りでは大学からだったので簡単な本から読み始めようと思うんですがオススメのものを教えてください!

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回答(4件)

  • ベストアンサー

    こんにちは。 精神科医をしています。 精神科はとても興味深い学問ですよ。私もまだ四年目の医師ですが毎日興味はつきることがありません。 私の日々のスケジュールを紹介しますね。外来が週に二回あります。話を聞いて薬を出すのが精神科医の仕事と思われますが、決してそれだけではありません。もちろん血液検査や頭部のCT検査を行い他の疾患(器質的疾患といいます)の有無を鑑別します。 その他には入院している患者さんの受け持ちが30人程いますので、病棟を回ります。看護師さんから申し送りを受け、診察を行います。 また精神科の病院では退院に向けたカンファレンスや病棟カンファレンスなどもあります。また当直か時々あります。その他は学会発表も大切な機会です。 その他には精神保健指定医という資格を取ると(資格を取るには要件があります)さらに出来る仕事が増えます。 精神科医といいましても一般精神科以外に司法精神医学、児童精神科医学など細分化されます。ここでは紹介しきれないです。 精神科医になるにはまず医学部を卒業し医師国家資格をとる必要があります。 国立でしたら授業料は他学部と変わりません。1000万もかかりませんよ。年に50万程でしょうか。私の兄弟は私立の薬学や獣医学科にいっておりましたので、そちらの方が高かったらしく、両親からは今だに学費が安くて親孝行だったよと言われます。 現行では卒業すれば初期研修医を二年間行います。救急や内科、外科医など全てではないですが決められた科を回ります。 無事に初期研修医を終えれば希望の科に進めますのでその時に精神科を希望することになります。 私も精神科医師になりたくて医学部に入ったわけではありません。 質問者さんも進学してから志望科が変わるかもしれません。でもどんな科でも医学は大変面白いですし、やりがいがあります。ぜひ、志して下さい。私の紹介したことは本当に一部ですが参考になれば嬉しいです。 私が読んだ本は熊木先生の「君も精神科医にならないか」という本がわかりやすかったです。ご参考までに。 まずは一般的な勉強をがんばって下さいね。

    なるほど:1

    ありがとう:1

  • (精神科医の仕事) 精神科医は、精神疾患の加療を行う医師です。 身体的な障害、を基礎として症状が出現する器質的な精神疾患、物質関連性障害。 これには、脳の変性を基礎として起こるアルツハイマー型認知症や、HIVや甲状腺機能障害を基礎として発症する精神障害、覚醒剤の連用を基礎として起こる覚醒剤精神病などがあたります。 先天的な疾患(精神発達遅滞、学習障害など)もこれにあたります。 これについては、脳画像検査や血液生化学検査、脳波検査等を組み合わせて、診断を行い、他科医と連携して、基礎疾患の加療に付随して精神症状の対策を行うことになります。 心因的な要因を基礎として症状が起こる精神疾患。 適応障害や、パニック障害がこれにあたります。 これについては、心的要因についての対応を行うことが中心です。 身体的要因や心因的な要因が存在しないにも関わらず、「病気」だから症状が出現する精神疾患。 躁病や、統合失調症がこれにあたります。 これについては、薬物療法を中心に加療を行います。 治療にあたっては、特に器質性、内因性の精神疾患患者の内に「病識(自分が病気であるという認識)」にかけることがある場合、精神科医の内の精神保健指定医と呼ばれる資格を持つ医師が、法律上の条件を満たすことにより個人の同意が得られなくても、強制加療を行うことができます。 また精神疾患による興奮、錯乱状態にて、警察に保護され、不起訴となった場合、精神障害の治療ルートに乗せられれば、症状が改善するまで加療を行うことも行っています。 精神障害についての治療については、大まかに言うと上記のとおりですが、精神科医も医師ですので、もちろん一般的な疾病についての加療も行います。 精神病棟の入院患者の肺炎、糖尿病、高血圧についての加療や、外来患者のコモンディシーズについての加療も仕事です。 他には、脳機能や遺伝子解析等の研究職、精神鑑定などの触法精神医学領域の仕事、産業精神医学等の社会精神医学領域の仕事、メンタルヘルス対策等の公衆衛生医学的な仕事など、職務の領域は多岐に渡ります。 (精神科医になる方法) 「精神科医」になるためには、まず医師にならなければいけません。 医師になるには医学部に入学する必要があります。 続いて、医学部の授業を受けます。 勉強して医師全般について必要な知識を習得し、解剖や病院での実習もこなし、 何とか一つ一つクリアーしていく必要があります。 第3の関門は医師国家試験です。 合格率は9割ほどありますが、それは医学部6年間懸命に勉強し、 厳しい進級をくぐりぬけてきた学生しか受けられない試験での9割です。 学力はもちろんですが、体調管理にも気をつけてこれもクリアーする必要があります。 ここまで来て初めて「研修医」になることができます。 現在では研修医となったら、メジャーな診療科目のあらかたに在籍し、基礎的な診療技術を取得する必要があります。 内科・外科・救急・小児科… 24時間365日体制に近い状態で働き、時間があれば勉強するような生活を送る必要があります。 2年ほどのこの生活を終えて、やっと専門科目を選ぶことができます。 ここで初めて精神科という診療科に入ることができます。 どんな科でも同じですが、まず専門科に入って必要なことは、その科の最も重症な疾病、緊急な疾病の加療法を学ぶことです。 精神科では、急性発症の幻覚妄想患者の対応(いわゆる精神科救急)がそれにあたります。 世間ではあまり知られていませんが、精神科救急は、例えば覚せい剤中毒患者が暴れて、警察に通報され、警察から病院に対して精神障害の疑いありと判断された場合、鑑定をはさんで、病院へ緊急入院依頼があるという流れで行われています。 このような入院加療は大型の中核精神病院で行われていますので、そのような職場に就き、やはり24時間300日体制で 精神運動興奮状態にある患者の急性期の入院加療に従事し、実力を得なければいけません。 約5年ほどこのような生活が必要となります。 こうして精神科での最低限必要な医学的な実力を得た後、初めて精神分析、精神生理学、社会精神医学等の専門分野について学ぶような生活ができるようになります。 数年経って実力をつけられたら… ここで初めて一人前の精神科医になることができます。 好きなところで働いたり、開業したりするのも自由になるでしょう。

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  • 専門学校はないので、大学の医学部に入るだけです。 6年間の高額な学費の問題があります。私大の場合、6年間で最低でも2,000万円台なので、6年間400万円以下の国公立大をめざさなければならないかもしれません。国公立大の場合、最低でも偏差値65程度は必要です。私大の場合は学費が高くなるほど偏差値は低くなる傾向ですが、それでも60はないとまずいでしょう。 つまり、貴方は受験勉強だけしかしてはいけないのです。 >患者さんの話を聞いて薬を出す他、精神科医はどのような仕事をするのでしょうか? とりえあず http://ameblo.jp/kyupin/ を読んでください。

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  • 医師になるためには専門学校ではなく、大学の医学部への進学が必要です、医学部医学科6年制を修めなければ国家試験の受験資格がありません。 大学の費用として約1500万円~3000万円程度かかりますが、頑張ってください。

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