解決済み
娘(大学3年)が、作業療法士の実習で、凹みまくっています。実習に行く前は、明るくぺらぺらしゃべっていましたが、実習に行ったとたん笑い顔が無くなり言葉数も減ったようです。この前も、「もう、無理」って、泣き出す始末。妻と2人で、「もうちょっと、やってみたら」みたいなことを話しました。実習には、行っていますがやはり凹んでいるようです。どうやって、励ましたらいいのでしょうか?娘が、凹んでから妻も私も、暗~い 気持ちになってしまいます。
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みんな凹みます。当然です。学校という守られた環境から飛び出し、臨床現場で日々無理難題を押し付けられるのですから、当然なのです。 私も、苦労しました。楽しくて仕方なくて笑いが止まらないような実習もありましたが、それはそれで、患者さんのことをひたすら考えても考えが終わらず、夜中にファストフード店でレポートを書いたり、早朝5時台に病院に行きレポートを書いたりして、結構苦しかったです。また、落第した実習の時は、2ヶ月間、本当に心身ともに辛く、安定剤を飲んでいました。 同級生も同様ですし、みんな個人的に辛いだとか情報交換をしていますから、そんなに心配しなくてもいいと思います。むしろ、実習先でその辛さを指導者の先生に言えていなかったりするのではないでしょうか。実習先で泣いてもいいと思います。実習では、言ってみれば身ぐるみ剥がされるようなものですから、カッコつけても仕方なく、むしろ弱いところを弱いんですと出す学生のほうが(指導もしやすいというか)可愛がられます。つまり、弱さを知れば、ではそこをどうやっていけばいいか、一緒に考えられるからです。 それができなければ、学校の先生に泣き言を言うなどでもいいでしょう。私の場合、あまりにも大変だったので、施設のほうでたまたま感染症患者が出たことを理由にして、学校のほうから「学生の安全を考え、1週間実習を休止する」というような感じで少し実習先から離してもらいました。結果として落第しましたが、それはもう、実習先との相性などもあるので、今では単なる思い出話です。 合格した実習のほうも、緊張が激しく、できないことばかりの自分に苦しくなり、もう逃げ帰りたいと思ったことが何度もありました。どこで自分が変わったかと振り返ると、わからないなりに、患者さんのことをひたすら考えて、今から思えばどうしようもないような治療計画を立て、たぶん何の治療にもなっていなかったと思いますが、患者さんも乗ってきてくれたような思い込みがあって、指導者の先生もまあやってみなさいとなって、「なんだかやってる感」が出てきた終盤の頃だったかと思います。 今、実習生を指導する立場となりましたが、実習生ががんばろうとさほど患者さんに影響はなく、本人が思っているほど大変に考えなくてもいいということです。初めての臨床現場で、10年選手と同じような知識や技術で働けるわけがありません。でも、実習生は、そのくらいできないとまずいと勝手に思っています。なので、実習が始まるあたりに、そのへんも学生さんに言うことにしています。 「治療は長い時間の中で行われているので、あなたがここで少し関わったことで、実習が終わるまでに何か大きな変化は見えません。でも、止まっている球を押さなければ何も動かないように、実習生が少し押すようなことがあれば、長い目で見れば変わって行くきっかけには必ずなります。その一部分を今、担当してもらうのです。そこでの変化は、実習が終わった後も私たちが引き継いでいきます。何かまずいことがあればその都度修正していきますので、安心して好きなようにやっていってください」 私はこういうことを言いますが、中には言葉や態度があまり上手ではない指導者もいます。でも、ほとんど皆さん同じように考えているように見受けられます。 「なんだかやってる感」(=がんばり)が本人にあれば、多少の技術的な問題点などはあるにせよ、合格です。そこに至るまでが苦しみです。それは、臨床現場でも同じです。私たちもなかなか難渋することがしばしあります。私たちは結果を出すことが求められますが、患者さんが望む100%の水準に達することは難しくても、患者さんと一緒にやっていくところに入り込めば、そこからが治療のスタートです。
なるほど:1
基本的に実習はへこますためのものです(?)目を輝かして帰ってくる人がいたとすればかなりの例外です。 この業界もいろいろ嫌なことも多いですが、我慢をするところは我慢して、資格さえとればハローワークとか求人誌にのっている多くの仕事よりはだいぶ金銭面でも内容でも普通(さほどブラックではない)の仕事を得られます。無事卒業、就職できるひとは、そのへんをわかって大人の考え方ができるひとな気がします。せいぜいできることといえば、平常心で淡々とやること、何か否定的なことを言われてもわりきって受け止めること、終わったら友人たちと飲み会で憂さ晴らしをするぐらいですね。
なるほど:2
作業療法士です。 学校を辞めるのも選択肢の一つです。 辞めてもいいよって言われたら、気分は楽になるんじゃないですか? 良い仕事だとは思いますが、実習が辛くて自殺する人もいますからね。 そんな選択肢を選ぶくらいなら、フリーターでも元気な方がいいですね。 私は親に逃げ道を作ってもらえたことで、逃げずに頑張れたことがあります。
お気持ちはわからないでもないですが、もう大学3年といえば成人している大人です。自分で乗り越えるしかありませんから、見守っていればいいかと。社会人になったら、もっと大変なことはたくさんあるのですし、その度に親が出てきてどうこうすることもできないでしょう。娘さんが何か話してきたら聞いてあげるだけでいいかと思います。
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