解決済み
弁理士試験受験のために、青本を購入しました。あれを隅から隅まで読んでいたら、とてもではないですが、来年の短答式試験に間に合わないと感じています。①そこで、効率よく、短答式試験で得点がとれるようなよみかたを教えてください。 ②過去問の使い方なのですが、どのように使うのがベストなのでしょうか?一度目にやって間違えた枝のみを2度目にやるというのは分かっているのですが、このような使い方で本当にあっているのでしょうか? 過去問のを使って、本試験でも39を超えられるような使い方を教えてください。 ③加えて条文の読み込みなのですが、主体や時期や文末等を意識して読むだけで良いのでしょうか?もっと違った短答式試験の得点に直結するような読み方はないのでしょうか?PS.国内四法の全ての条文暗記は必須条件ですか?要件をナンバーリングして個数を覚えてから中身を覚えるというやり方が本に掲載されていましたが、このやり方だと個数を覚えて内容を覚えるというやり方なので二度手間のような気がするのですが、条文暗記にはこれがベストの方法なのでしょうか?ほかにないのでしょうか? ④四法対照条文集を上手に使いこなすためには、どうすればよいのでしょうか?今までは、出題年度、問題番号、枝番号を記載して間違えた枝に対する知識を書きこむことをしてきました。条文には、出題頻度が高い文言はピンク、中程度は黄色、頻度が低い文言は青のマーカーで色分けをしています。これ以外に上手な使い方があれば教えてください。 なにしろ、条文の正確な暗記と正確な引き出し方が分からないで困っています。どうすれば、効率的に短答式試験に合格できますか?
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今から間に合わない…とか言っていてどうするんですか? バイタリティですでに他の受験生で負けてますよ。 気合です、気合! と、まぁ精神論はここまでです。 青本は読物としては使わなくてもOKです。あれは辞書として使う本です。 まず、思い出して頂きたいのですが、青本には判例解説などはありません。さらに掲載範囲は特実意商のみ、配点にすると40点分です。 各法1問判例が出題されたとして…それ以外全問正解としても36点しかとれません。 つまり最低合格点以下ということになります。 ここからわかる事ですが、一字一句正確に再現できるほど読み込んだとしても合格できない…そういう書籍が青本です。 なので、隅から隅まで読むとか無駄な学習法は避けるが吉です。 もっとも、最終的には青本どころか、不競法、著作権法の逐条解説の大部分を読むことにはなりますが… ①短答の過去問を解きながら読みましょう。 3分で一問解いて、次に解説を読みます。続けて登場した条文について、条文と逐条解説等の基本書を確認しましょう。 基本書では不足する場合には、判例集や予備校のテキストを参照します。 大体、1問に30分くらいかかるので、仕事のある月~金で20問弱、論文対策もあるので、一月あたり1年分らいのペースです。 3月までに6年分位はさらえます。 4月からは、もう一度過去問を、今度は早いペースで確認のために回します。 注意点は「理解している」と思っていても、「そこ、もう何度も読んだよ」と思っていても、必ず条文と基本書を確認することです。 短答はスピード勝負ですから、記憶と定着が弱いために迷ったらそれだけで点が下がります。 迷う枝を極限まで減らすため、理解していても必ず詠む…それで回答速度がグンと上がります。 ②過去問は単なる学習のきっかけです。 過去問をいくら解けても、新作には無力です。 重要なのは出題範囲の条文とその解釈です。 なので、過去問が解けるかどうかは、気にせず学習するのが良いです。 ③三次には重要です。一次に合格してから暗記は考えれば十分です。 ④ご自由にどうぞ…としか言えません。 あれは単に書き込みスペースがたくさんあるから重宝されるだけです。 電車の中や仕事の昼休みにさっと取り出して勉強するのに向いています。 四法対照条文集は普段の勉強には使用しないほうが良いです。 二次試験の貸与条文集の形式に似せた条文集が予備校から出ています。 普段使いはそちらを、書き込みしないで使用することをお勧めします。 本試験では、条文は法律毎で、色分けもされていません。 色分け条文ばかり見てると、本試験に苦労しますので、得失を理解した使い分けが重要です。
なるほど:1
最近は青本読まなくても合格する人の話を聞きますが、今年の弁理士試験の1次の合格率は(二次試験狙える層の多くが免除で受けなかったとはいえ)、かなり低く、弁理士会も難化させる方向で動いているので、青本は読んでおいた方がいいでしょう。 青本は量が多いと言う感想は私はそうは思いません。凄く少ないですよ。 1冊にするから多いと思うのです。 一度、特許・実用新案・意匠・商標に分冊して切断してみてください。 あらま、びっくり、とっても少ない量になります。 法学部で使っている教科書と比較しても凄く少ない量です。 そして、その中の多くは条文を丸写ししただけ。 あの程度の量のことは全てとは言いませんが、大半は理解してないとどうかと思います。 そらすら無理だと思うなら、受験再考されたほうがいいと思います。 読まずに合格したという人もいますが、他の予備校本などを通じて同等の内容のことは読んでいるものですよ。 >効率よく、短答式試験で得点がとれるようなよみかたを教えてください。 短答アドバンスに重要度が書いていると思うので、重要な条文からやるのもひとつの手です。 ただし、今後も難化したままなら、重要な条文以外のところで合否が決まってくるでしょう。 >一度目にやって間違えた枝のみを2度目にやるというのは分かっているのですが、このような使い方で本当にあっているのでしょうか? 理由まできっちり書いて正解した枝ならいいですが、理由があやふやで正解した枝を2回目解かないというやり方なら、理解していないことをずっと理解せずに終わるので、危険です。 気になっているのが、楽して受かろうという意識が余りに強すぎるところです。 なんだかんだで時間がかかる試験で覚えては忘れの繰り返しの試験なので、年に1000時間も取れないようならやめた方がいいでしょう(自分のときは仕事が在ろうが週40時間はやれといわれてましたが)。 あと、勉強方法は相性もあります。絶対的な正解はありませんし、正解がないものの正解を求めるのは大変危険です。 更に、勉強方法は学習の進度に応じても変わってきます。 基礎力がない間は基本書読みながら論文レジュメの行間を理解する必要も出てきますし、合格間近になれば、論文レジュメ前文は読まずに試験に記載すべき項目があがっているかどうかだけをチェックすれば十分な状況になります。 そして、勉強方法を悩みだすと、知らない勉強方法が入ってくるたびに不安になります。 神経質にならずに、自分があうやり方をやっていって、うまくいかなければ修正すればいいんです。 自分は、四法対照条文集を使ってませんし、条文の素読みたいなこともしませんでした。 過去問を解いて知らない知識を青本(条約や著作権法は短答アドバンス、不競法は別の基本書)の該当部分にマーキングして、青本に書いてなかったら余白に書き込んで、自分の苦手知識を集約したオリジナルテキストを使って直前に読み返す作業で合格しましたよ。それが唯一解だとは思いません。 ただ、いえることは、勉強方法に迷ったり、あれこれ変えると知識の定着が非常に悪くなるので、やり方を迷い続けることだけは厳禁です。 勉強方法を悩まれているようですが、読んだ印象では絶対的な勉強量が足りてないのが課題のように見えます。 一番危険なのは効率重視しすぎて、理解が不十分なものを理解したと判断して飛ばしてしまう行為です。 これをやってしまうと、後で実は理解していなかったと判明した際に、全範囲をやり直しする羽目になります。 そうすると、理解しているところも復習するので無駄が多くなります。
最近、弁理士に合格したものです。 ①短答合格のためだけなら、青本読まなくても大丈夫です。 ②過去問は5回くらい解くと良いです。全問解くのはそのうち2、3回。間違った問題のみ解くのが2、3回。最初の2、3回は体系別で、年明けてから直前期には出題年度別で時間を計って解くと良いです。 ③条文の読み方のコツは、下記の3点です。 1) 全体像を掴んでから細部を覚えること 2) 短答で問題を解くことと、条文を読み込むことを交互に繰り返すこと 3) 短答で聞かれた部分、間違えた部分を意識して条文を読み込むこと ④各法の相違部分のみにマーカーを引くと良いです。 例えば、意匠法の場合、9条は特許法39条と同じ内容の部分にはマーカーを塗らない。でも、「類似」ってのは意匠法独自なのでマーカーを塗るなど。
畑違いですが、参考にはなるのかなと http://anki.jimdo.com/ 「条文の正確な暗記と正確な引き出し方」という点では共通しているような気がするので。。
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