以前、運送業やタクシー・ドライバーの髭について裁判があり、髭を剃らせようとした雇用主が敗訴したという話しを聞きました。本…

Question

以前、運送業やタクシー・ドライバーの髭について裁判があり、髭を剃らせようとした雇用主が敗訴したという話しを聞きました。本当でしょうか？もし、手入れされた髭ならば、鉄道の駅務員でしたらどうなるでしょうか？
一概には言えないでしょうが、一般論などで参考になることがあれば教えて下さい。

Answer 1

一般的には、人格権の侵害として、
人に不快感をあたえない程度の手入れされたヒゲに関しては、
ほぼ、通説として、使用者の業務命令権は及ばないとします。

憲法で保障された権利だからです。

ナースのタトゥ〔刺青〕に関して、さいきんは議論が多いです。

実務では、
ぼくの会社では、不快感ぎりぎりのヘミングウェイヒゲのかたは、いつもマスクを着用してます。
上記のナースに関しても、包帯や絆創膏で隠すことが多いです。

ヒゲは剃れますが、タトゥは、除去手術ですから。
鉄道の場合、公共性が強いので、やや、トラック運転手より、判断の正当性は強いでしょうね。

あなたが、病院で、タトゥのあるナースを見かけ、
そのかたが人格権を主張した場合、どうおもわれるか、という社会常識のぶぶんや、
美意識にもよりますね。