実際に、1級の過去問を時間内で解いてみたことがありますか?1級は、英語の四技(読む、書く、聞く、話す)を満遍なくほぼ同じ割合で求められますが、苦手は語彙だけですか? ちなみに私も1級を目指して勉強をしていて、一番の苦手は語彙です。 語彙以外の、長文、英作文、リスニングで、配点の八割以上取れているならば、語彙だけの勉強に執着して良いと思います。でも、2分野以上苦手があるならば、目標は、語彙と長文で40点、英作文とリスニングで40点が取れるようになることです。 1級の語彙は、難解な物が多くなって来ます。語彙レベルは10000〜15000語と言われていますが、10000語ではまだまだ足りません。感覚的には、準1級の語彙量(8000語)を倍にする感じです。覚えても覚えても、知らない単語がまだまだある感じです。1級の語彙は、運用レベルにする必要は無く、最低限、認識レベルに落とせれば十分ですので、何度も書く練習は必要ないと思います。1級の単語には似通った意味のものも多く、また、それぞれの単語には、性格のようなものがあり、使用される頻度の高い場面やその単語の前後にくっついて一緒に使われやすい連語のセットなどがあります。単語単体で覚えるとそれが見抜けません。語感を掴み、どのように使われるかも知る必要があります。必ず単語の語源、語根、接頭辞、接尾辞に着目して、また、その単語の名詞形、動詞形、形容詞形、対語、関連語なども一緒に覚えることです。それから、リスニングや二次試験で認識、運用するためには、単語の発音を少なくとも認識する必要があるので、単語を覚える際は、発音記号だけでなく、実際の発音も確認して下さい。 準1級を合格してから、二年半が過ぎましたが、未だに試行錯誤の毎日です。でも、自分なりに試行錯誤しながら、自分に合わせた工夫を加えて、ひとつひとつ固めていっている感じです。自分で確立した自分専用カスタマイズの勉強法は大きな自信にもつながります。1級保持者は、1級の語彙そのものはその後に直結して全て役立つとは言えないが、自分なりに工夫を重ねた勉強法の確立と、その自信は大きな財産と言います。 答えは1つではありません。いろいろな方法を試して、自分に合った勉強法を確立して下さい!
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