公認会計士は どのような仕事をする人ですか？

Question

公認会計士は
どのような仕事をする人ですか？

Answer 1

株式市場等を陰で支えているのが公認会計士です。会計士は、企業が公開している会計情報が正しいかどうかを調べ、保証しています。つまり、投資家等の保護を目的として会計士が存在しています。

株式市場に上場している会社の株式等は、簡単に売り買いできます。しかし、上場会社が、利益等をごまかしていたら、投資家は予期していない損失を被ることになります。また、仮に、誰も会計情報を調べなかったら、粉飾が多発して、株式市場が信頼されなくなり、企業は資金を集めることが困難になります(株式市場自体がなくなってしまうかもしれません)。なお、そのことによって、社会の発展等にも悪影響を与えることになります。

そういったことを防ぎ、投資家が自己責任で株式投資等を行うための前提条件として、会計士の主な仕事(会計監査)が要求されています。なお、会計情報の信頼性を高めるために、高い専門能力や、監査対象となる会社から独立した立場等が、会計士には必要とされます。

参考
ちなみに、2011年9月現在、会計士は、登録のみで、税理士となることが可能です。ただし、税理士がそれを反対していて、将来変更される可能性もあります。

以前、同様の質問に回答したものですが、良かったらご覧ください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1060689070