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消防車のポンプ運用についてお聞きします。

消防車のポンプ運用についてお聞きします。消防ポンプ車で2口放水要領を出来るだけ詳しく教えてください。

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回答(1件)

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    私の知識の範囲での回答とします。 必ずしも正解とは限らないので、あくまでも参考としてください。 2口放水要領ですが、次の2パターンが考えられると思います。 ① 2線2口による放水 ② 1線2口による放水 順番に説明します。 ① 2線2口の場合でもいくつかのバージョンがあると思います。 まず、2口とも65㎜ホース使用で、筒先圧力3Mpaと考えます。 2口ともに延長ホースが同数であれば、 ホース本数による摩擦損失+3MPa でOKです。 次に1線ずつ延長ホースの本数が違う場合があります、その際は延長ホースが多い方の摩擦損失に合わせます。 延長ホースの多い方 ⇒ ホース本数による摩擦損失+3MPA でOK 延長ホースの少ない方 ⇒ そのままですと、筒先で3MPAを越えています、放水口レバーをしぼり放水量を落としてください。(レバーのしぼり加減は実際の訓練で習得するしかないと思います。) 次に1線ずつ使用ホースの口径が違う場合もあります。この場合はホースの口径の小さい方のホース摩擦損失に合わせて圧力を調整してあげます、65㎜と50㎜とでは当然50㎜ホースの方が摩擦損失は大きいです。 そして、ホース口径の大きい放水口のレバーをしぼり、流量を調整します。 ただし、ホース口径の大きい方の延長ホースが異常に長い場合はこの限りではありません、要するに摩擦損失の大きい延長ラインに圧力を合わせて、他方は放水口レバーで調整すればいいのです。 ② 1線2口の場合。 まず、2口の筒先でのノズル口径21㎜、圧力3MPA、放水量それぞれ500リットルという条件で考えます。 1線2口の場合、火点の手前のホース1本分くらいのところで2又分岐管を使用しますが、そこまでの流量は2口分の1000リットルなります。 1000リットル流れている65㎜ホースは500リットル流れている65㎜ホースより4倍もの摩擦損失が発生します。 2又分岐管から先は1本ずつという設定であれば、分岐管までのホース延長本数の摩擦損失+3MPAでOKです。 確実に1000リットル流量での摩擦損失で計算しないと、水が筒先まで届きませんので注意してください。 こんな感じですが、参考になれば幸いです。

    なるほど:2

    そうだね:1

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