消防署と消防団

Question

消防署と消防団最近は消防団も、昔の法被ではなく、スーツ型の制服がありますね。階級章もついています。
この階級章、線と星（桜）で階級を表していますが、署と団の関係はどうなるのですか？
線１本に星３個の消防士長と同じような階級章を付けた団の人は、対等ですか。
線１本に星３個の団の人は、線１本に星１個の消防士に命令できますか？
あくまで、団と署の階級章は似ているが別物となり、上下の関係はないでしょうか。

Answer 1

線１本に星３個の消防士長と同じような階級章を付けた団の人は...班長(中央の線が細い場合)です。 消防団の階級は、上から団長、副団長、分団長、副分団長、部長、班長、団員、となってます。署と団はまったく組織が違うので命令という言葉は互いに存在しません。署の人が火災現場(災害現場)等で団の人に協力を求める場合は命令ではなく指示です。但し現場での指揮系統がすべて署の場合は命令です。 上下の関係が存在するとすれば、年齢、在籍年数、経験と実績でしょうか。 スーツ型の制服は出初式、表彰式など式典やその他特別な場合しか着用しません。

Answer 2

基本的に「消防本部・消防署」と「消防団」は別組織なのでご指摘のような命令をすることはありません。
基本的には現場で協力して消火活動を行います。当然、それぞれの能力には違いがありますので、役割が異なってきますし、消防署が到着すれば、事実上、指揮権は消防署に移ります。ただ、個々に命令を下すのではなく、「消防団は水利確保をしてほしい」などの大雑把な指示をもらい、現場の最上位の消防団員が部下である消防団員に具体的に命令を出すような形になると思います。
ただし、下記のとおり法的には消防団は消防本部・消防署の所轄の下にありますので、団として全体的には上下関係にあるんでしょうけど。

消防組織法
（消防団）
第十八条 消防団の設置、名称及び区域は、条例で定める。
２ 消防団の組織は、市町村の規則で定める。
３ 消防本部を置く市町村においては、消防団は、消防長又は消防署長の所轄の下に行動するものとし、消防長又は消防署長の命令があるときは、その区域外においても行動することができる。

Answer 3

消防署と消防団は命令系統が違うので上下関係はありません

現場においては両者が協力しあって災害の軽減が目的のはずです

Answer 4

署と団の関係はあくまでも署の方が上です。火災現場での最高責任者は消防署長で、消防団はその傘下に入ります。スーツの制服は我が団では団長クラスしか着ませんし、まず持ってません。分団長以下は皆作業衣タイプの消防服です。スーツは式典や出初式にしか着てませんし、火災現場には皆作業衣タイプでしか来ません。