回答終了
それはプライマリケアの問題と思います。 今の医療は発展しすぎている故に分業制になっている。「自分の科の事以外は解らない」というのが原則です。それが疾患を見逃すことになるとの問題提起はずっと昔からあってプライマリケアの重要性というものが語られている。 実際に、医者というのは技術のある人、ない人、もの凄い差がある職業です。ある人といったら信じられないほどに高度な技術を持っているし、ない人といったら本当に素人と変わりない。 現実には多くの医者は技術のある人、ない人の間に存在していて、信じられないほどに高度な技術を持っている医者なんて滅多にいないし、同じ様に素人と変わりない医者なんてのも滅多にいない。 ご質問の件はプライマリケアが出来る医者、これは、信じられないほどに高度な技術を持っている医者であって、いるんだけども前述の通り滅多にいない。滅多にいないから、プライマリケアについての問題提起は、かなり前からされているにも関わらず現代でも問題として存在する。 医療全般が発展している中で、自称ではなく、現実としてプライマリケアが出来る医者というのは極めて優れた人間です。
耳鼻科医に関することしかわかりません。 ご質問の聴覚障害がなく、言葉の発達に遅れがあるという場合ですが、多くは小児科をご紹介させていただく場合がほとんどです。しかし、耳鼻科の開業医では言語発達検査ができませんが、大学病院などの耳鼻科で専属の言語聴覚士がいる耳鼻科では言語発達検査も実施できますので、科内で言語発達検査を行い、その上で、言葉の遅れの原因探査も行うことができます。 広く耳鼻咽喉科医と言っても、耳の専門、鼻の専門、ノドの専門に分かれ、また耳の専門も成人と小児に分かれます。日本小児耳鼻咽喉科学会という学会があるほどに、小児は成人と異なる領域もあり、小児耳鼻を専門にされている耳鼻科ドクターでしたら、言葉の発達の遅れの評価も自身で行い、言語聴覚療法を開始するというような対応ができる耳鼻科も存在します。
例えば「膝が痛い」が、「膝に原因はなく別の部位だった、別の科の病態(リウマチや血管の問題)だった」というケースには、ある程度対応できるはずです。他の科のものなら「あっち方面かも」という予想くらいですが。 「別部位の問題でその症状が出る」というのは、その症状のプロなら結構わかっています。 ですが、質問文の例ではかなり微妙です。 というのも「本人が○○という症状を訴えている」のではなく「周囲が○○が有るのでは?と予想する」からです。 先の例とは、ちょっと違いますよね。 聞こえがわるいが耳そのものは正常、と言う場合に、他の部位や他の疾患を疑うのは可能ですが、 そもそも、聞こえの問題ではない場合は結構難しいです。 「周囲のものが、聞こえが悪いのかもと疑った症状はなんだ?」と言う視点で考えれて、今回の症状が「言葉があまり発達しない」とか「声に対する反応が悪い」であることにいたる必要があります。 この時点で先の例とは一段階違います。 そして、そう思い至ったあとも、「じゃあそれは○○科だ」となるのにまた一段階違います。 「医師によっては、状況によってはわかるかもしれません」くらいです。 余談ですが、医師も人間ですから結構前情報に引っ張られます。 最初から「声に対する反応が悪い」とか「言葉をしゃべるのがおそい」という訴えなら、そういう目でみれます。 しかし、患者側から症状は「聞こえが悪いこと」と言われたら、それ前提で考えがちです。 ちょっと冷静に考えれば、自分のことでないので、「聞こえが悪いのは確定ではなく、周囲のものの推測でしかない」ことがわかりますし、「そう推測したのらどうしたか?」と考えたら比較的簡単なんですが、それが難しいんです。 それができる人は名医です。
ケースバイケースでしょうが、患者が子供でなくても耳に異常が無ければ別科を受診するように言われるかも知れないとは思います。ただし紹介状を書かれるくらいで、予想での別科の診断はしないと思います。
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