解決済み
化学物質取扱い時の保護具についての質問となります。基板のハンダ付け作業をしているのですが、今年度より厳しくなったリスクアセスメントを行ったところ、保護具の着用が義務付けられていることが分かりました。対象の物質はハンダに含まれている銀とロジンです。保護手袋と保護マスクが必要になるのですが、静電対策や耐久時間ごとに交換することによる費用の問題で実用が難しい状況です。 ちなみに、どちらの物質も2~3%ほどの含有になります。 今回の改正でリスクアセスメントが厳しくなり同様の悩みを抱えている業者の方は多いと思われますが、何か抜け道となることはないのでしょうか?
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化学物質取扱い時の保護具に関するご質問、ありがとうございます。 ハンダ付け作業におけるリスクアセスメントの厳格化に伴い、保護具の着用が義務付けられたとのこと、大変ご苦労様です。銀とロジンが対象物質となり、保護手袋と保護マスクの着用が求められているとのこと、お困りの気持ちはよく理解できます。静電気対策や耐久時間など、実務的な問題も抱えられており、費用対効果についてもご懸念されていることと思います。 抜け道はないか?というご質問に対する回答 残念ながら、法規制に基づく保護具の着用義務を回避するような「抜け道」は存在しません。 なぜなら、リスクアセスメントの結果、保護具の着用が義務付けられたということは、労働者の健康を守るために必要な措置と判断されたからです。この義務を軽視すると、労働者の健康被害につながる可能性があり、法的な責任を追及されることもあります。 問題解決に向けたアプローチ より良い解決策を探るために、以下のような点をご検討ください。 * 保護具の選定: * 素材: 耐薬品性、通気性、静電気防止機能などに優れた素材のものを選択することで、作業性と安全性を両立できます。 * サイズ: 手袋やマスクは、ぴったりとフィットするものを選ぶことで、作業の邪魔にならず、効果を発揮します。 * 耐久性: コストを抑えつつ、ある程度の耐久性があるものを選ぶことが重要です。 * 作業環境の改善: * 局所排気装置: ハンダ付け作業中に発生する煙や粉塵を、発生源付近で捕集する装置を導入することで、吸入による健康被害のリスクを軽減できます。 * 換気: 作業場の換気を十分に行うことで、空気中の化学物質濃度を低減できます。 * 清掃: 定期的に作業場を清掃し、化学物質が付着したものを除去することで、汚染を防止できます。 * 作業手順の改善: * 作業時間の短縮: 作業時間を短縮することで、化学物質への曝露時間を減らすことができます。 * 作業者の交代: 定期的に作業者を交代させることで、個々の作業者の曝露量を低減できます。 * 代替物質の検討: * ハンダ: 銀やロジンの含有量が少ないハンダや、無鉛ハンダへの切り替えを検討できます。 * 洗浄剤: より安全性の高い洗浄剤を使用することも検討できます。 * サプライヤーとの交渉: * 保護具のサプライヤーと交渉し、購入量や納期、支払い条件などについて、より有利な条件を引き出すことができます。 * 複数のサプライヤーから見積もりを取って比較検討することも有効です。 その他 * 労働安全衛生コンサルタントへの相談: 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対策を講じることができます。 * 労働基準監督署への相談: 法規制に関する質問や、具体的な対策について相談することができます。 まとめ 保護具の着用は、労働者の健康を守る上で非常に重要なことです。費用対効果を考えながら、最適な対策を講じる必要があります。 より具体的なご提案をするためには、以下の情報があると助かります。 * 作業内容: ハンダ付けの種類、使用する機器、作業時間など * 作業環境: 作業場の広さ、換気設備、温度など * 使用しているハンダの種類: 銀やロジンの含有量、メーカーなど * 現在使用している保護具: 種類、メーカー、使用感など * 予算: 保護具の購入に充てられる予算 上記の情報に基づいて、より詳細なアドバイスをさせていただきます。 ご自身の安全と健康のために、ぜひ積極的に対策を進めてください。
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