理学療法士の仕事はどんな感じですか？ 聞いた話では超ブラックで長時間残業パワハラセクハラ当たり前で患者からも虐められるっ…

Question

理学療法士の仕事はどんな感じですか？
聞いた話では超ブラックで長時間残業パワハラセクハラ当たり前で患者からも虐められるって感じでしたが、病院にもよるという意見もあってよく分からないです。経験のある方教えてください。

Answer 1

10年以上勤めていますが、少なくとも私の勤め先は特段ブラックとは感じません。
職場の温度感次第ですが、その気になればどれだけでもダラダラと働くことができます。向上心があって極めようとすれば理学療法士も例外なく大変な仕事だとは思いますが、それでも営業職とか一般企業に比べればかなり楽な職業だと思います。同じ医療職でも医師や看護師に比べれば大したことありません。
夏場の猛暑の中働いている、建築・土木や工業関係の方を見ていると、自分たちの仕事がどんなに楽かを痛感します。

中小のクリニックですと診療時間の関係で残業が生じがちですが、時間外手当は順当に支払われます。昇給率が低いので時間外手当で稼ぐスタイルになります。公的な病院であれば大半が定時退社なので残業代は稼ぎにくいですが、反面昇給率は高いです。
就職後も自主的に勉強や技術練習に励んだり、症例報告を行ったり、休日に学会や勉強会に行ったりしますが、こういった自己研鑽には手当が支給されない場合が多いので、周囲より努力をしていても給与に結びつきにくい特徴があります。しかしこれは医療職以外でも同様かもしれませんね。
一方で、治療にあたった患者の数が人より多くても、どれだけ治療成績が良くても、そうでない職員と収入に差が生じるわけではないので、強いて言うならこの点がネガティブな要素です。

ハラスメントはむしろしないように気を付ける年齢になってしまったので分かりませんが、少なくとも私はされたことがありません。
ただし女性の場合は患者からセクハラまがいの言動を受けることがしばしばあります。
あまりにも迷惑な患者は医師からリハビリの中止を言い渡される場合がありますので、少なくとも私の職場では患者から虐められることはありません。

中途半端に医学的知識があるせいか、優越感に浸り、あたかも自分の職が高度で大変な職業であるかのように表現し、自身の苦労や知識量をアピールしたがる理学療法士は少なくありません。
しかし、その実はブラックと呼ぶには程遠い、ホワイトで楽な職種であると言えます。
学力が低くても簡単に取れてしまう国家資格ですので、能力的なキャパシティがなくブラックだと表現する理学療法士が多いのかもしれませんね。

Answer 2

病院によるのではなく就職する企業によります。理学療法士は高校生100人強に1人が目指すお仕事です。もはやありふれた資格です。誰だって学部を問わず国立大学などの難関大学卒業連中とBF大学や学力不問専門学校卒業連中が同じ人生とは思わないですよね。医療業界にも大企業もあれば社長が倒れたら即廃業の個人経営店もあります。

社会常識として待遇や積み重ねるキャリアが同じというのが無理があります。何とか資格は大卒と同じ就職のエントリー資格です。

何とか資格は大卒と同じ就職のエントリー資格です。ググれば大学・短期大学への進学率は58.6％という時代です。ということは偏差値50前後の高校へ進学した学生は底辺大学に受かるかどうかということになります。レア資格の時代ならそれでも有利な就職先に入ることができました。でも令和の今は難関大学卒業連中が占めます。

令和の時代は、資格さえあればウェルカムなのは万年人手不足の看護師だけです。皆が嫌になって辞めるブラックな仕事です。（看護業界は年によって違いますが、離職率が３割から４割の超ブラック業界です）

折角、働き始めても給料や福利厚生がマクドナルドのバイトの方が遙かによい、じゃ困ります。

またリハ職は自己研鑽しても給料増えません。資格取ったらこれで終わりというスタッフと社会人１年目がスキルアップのスタートラインというスタッフじゃ大きく技能が変わってきます。交わることがない二極分化がリハ職の世界では進んでいます。